フィアット『ムルティプラ』再来か、「マルチプレイ」を予告…パリモーターショー2026で世界初公開へ | CARTUNEマガジン
フィアット『ムルティプラ』再来か、「マルチプレイ」を予告…パリモーターショー2026で世界初公開へ

2026年10月02日

フィアット『ムルティプラ』再来か、「マルチプレイ」を予告…パリモーターショー2026で世界初公開へ

・フィアットがパリモーターショーで、ピックアップの積載性とSUVの快適性を兼ね備えたコンセプトカー「マルチプレイ」を発表する。
・マルチプレイは数回の操作でピックアップとSUVの2つの形態を切り替えられる独自の機構を備えている。
・1998年登場の初代『ムルティプラ』の考え方を受け継ぐ。ムルティプラは全長4m以下の車体に2列シートで6人乗りを可能にし、常識を覆した

フィアットのコンセプトカー『マルチプレイ』のティザー

フィアットは、フランスで10月12日に開幕するパリモーターショー2026において、新しいコンセプトカー『マルチプレイ』(Multiplay)を世界初公開すると発表した。ティザー写真を公開している。

創業127年を迎えるフィアットは、「すべての人にシンプルでインテリジェントなモビリティを」という理念のもと、常識に挑み続けてきた。マルチプレイはその精神を体現する一台で、単なるコンセプトカーにとどまらず、柔軟でアクセスしやすく、実用性を徹底的に追求した「新しいモビリティの概念」として提案される。

1998年に登場したフィアット ムルティプラ

フィアットはこれまでも革新的なパッケージングに挑戦してきた。1950年代の『600 ムルティプラ』は全長わずか3.5mの車体に6人を乗せることを実現。1998年登場の初代『ムルティプラ』は、全長4m以下の車体に2列シートで6人乗りを可能にし、常識を覆した。

マルチプレイはこうした伝統を受け継ぎながら、現代の生活スタイルに応える新たなカテゴリーの創出を目指している。家族との時間、レジャー、仕事、アドベンチャーといった境界線がますます曖昧になる現代において、人々の多様なニーズに応えるコンセプトだ。

最大の特徴は、ピックアップトラックのオープンな荷室とアウトドア対応の汎用性、そしてSUVの快適性と柔軟性を一台に融合させた点にある。独自の機構により、数回の操作でピックアップとSUVの2つの形態を切り替えることができる。

フィアットにとってマルチプレイは、手頃な価格の家族向け輸送車ラインアップを拡充するための将来の製品開発にも影響を与えるインスピレーション源と位置づけられている。

おすすめ記事