サバンナRX-7の備忘録・整備記録に関するカスタム事例
2025年08月15日 20時09分
本日はエアコンコンプレッサーが一生回り続ける問題に取り組みました
この左側に見えるネジを締めたり緩めたりすることによって、結果的に電磁クラッチの切り替わりを調節することができます
因みに私の車は締め方向いっぱいでクラッチ切れる時間が非常に長くなるはずなのですが一生繋がります
というわけでスイッチの故障を疑ってバラします
赤丸のところの爪を起こして外します
こっちはエバポレーターを取るまで行かないとばらせないっぽいので折らないように優しく扱います
亀裂でも入れてしまったら温度を監視できなくなるのでコンプレッサーが回り続けることになる…はずです
こっちはバラしたがわです
さらに左側の黒いプラのボックスを取るとこちらのようになります
どうやらこっちがスイッチらしいです
バラせばわかりますがベルクランクからプラロッドによって押されることにより、カコカコする部分でスイッチングするようです
で、それの裏側。問題はこのネジでした。
こいつが締まりすぎてていくらカコカコ動こうが接点が常に接触していました
なので緩めてみたところスイッチングが正しくされるようになりました
もとに戻して作動確認
ガスが若干少ないので時間は正常時よりかかっていると思うのですが、コンプレッサーオン40秒、オフ35秒くらいに調整しました
もう少し緩めたほうが効率いいような気がしますが、停車時でも水温が85℃で安定するようになりました
これは疑問なのですが、このいかにも調整しますよみたいなネジ、分解したときに裏側を覗いてみたら何とも繋がっていませんでした
これはいったいなんのためにあるの?
グローブボックスを開けて一番最初に見えるところにあるのも紛らわしい
あとは点火時期のタイミングを取って本日の整備は終了しました