デミオのHELLAホーン・オススメのオイル教えてください・お滝のオイルメモ・フランスブレンド・マイナーなオイルに関するカスタム事例
2025年10月05日 15時08分
車種専用ベースマウント、トレイ、バイザーなど便利なパーツをヤフオク・メルカリ等で販売しています。 CAD設計・金属加工・電装・板金塗装なども承ります。代車あり。
前回の投稿から特に大きなカスタムはしてないのですが、オススメオイルの投稿をしろとの脅迫があったので無いネタを絞り出して投稿致します…
こないだ暑くて出来なかったコアサポート塗装ですが、やはり日が当たると目立ってしまうため早急に対応する事に。
グリル内が予想以上にスケスケなのでホーンも見栄えが良い物に変えます。
SICKSPEEDはてぃーせるさんが使ってますしHELLAのシャープトーンはSIAさんが付けるので消去法でHELLAのスーパートーンに。
いつものダイナミックブループレミアムメタリック4層塗装。
綺麗に撮るコツはクリアのシンナー気化前のテカテカMAX状態の時に撮影する事です。
乾けばこんなモンです。
これだけのためにウレタンクリアを調合するのも勿体ないので今回はキャンディカラー用のアクリルクリアです。
コアサポートを艶なし黒で塗ってホーンを取り付けます。
前回バッ直とリレー化はしてあるので配線を伸ばす程度で済みました👍
予想よりホーンがかさ張ったためグリルに当たってしまいましたがグリルの補強が増えたと前向きに考えたいと思います。
うっすら見える丁度良い塩梅になったかなと思います☺
外したのは後日キャリイに取付け。
こっちもバッ直リレー化させたため軽トラの薄っぺらい内装を貫通し車内まで凄んごい響く状態になりました😅
ELB付きの電工ドラムが中古で安く買えたので点検。
ヒートガンやグラインダー、ポリッシャーなど使う時に便利ですが、劣化や破損する事があるので時々テスターでチェックしてあげると安心です😄
1.各コンセントのアース抵抗値はないか
2.アースと各コンセントの絶縁
3.各コンセントの電圧は正常か
4.漏電遮断器のテスト動作は正常そして各コンセントの電圧はゼロになるか
ついうっかりエアクリを2年も交換するのを忘れてしまっていました。
今回はマーレとかいう地鳴らしで踏み潰されそうな名前のメーカーのを買ってみましたが、右の純正品と比べると明らかにヒダの数が少ないので持ちが悪いと思われます。
最低でも来年には忘れずに交換しなければ💦
コラムカバーも塗装弱者の時代に塗った物で劣化が酷かったので新しく用意し塗装。
最近塗装しても誰も褒めてくれなくなりました。腕は格段に上がった筈なんですが…
悲しいねバナージ。
さて、オススメのオイルと言われても好きなもの使えば良いんじゃないですかとしか言えません😂
スーパーカーとかGRヤリスみたいな許容バンドが極端に狭いピーキーな車種と違ってデミオは大衆車ですから何入れたって大丈夫な筈です。
本当の意味で車が好きで何十万キロでも乗りたい人、スポーツ走行での拘りやフィーリングの違いを楽しみたい人は良いエンジンオイルにする事をお勧めします。
とはいえ選び方や数値・データの見方などはあらかた今まで投稿してきたので、今回はTOTALとMOTUL以外のオイル先進国フランスのブランド3つと知ってたら博識なオイルを紹介したいと思います。
聞いた話と調べた情報が混在しているため、もし間違った箇所や補足などあれば教えて頂ければ嬉しいです。
その1 unil opal (ユニルオパール)
日本では代理店がしっかり活動していて取扱店も多い部類です。
フランス本国では市販品ではなくショップで使用される専門オイルで、日本で例えるならワコーズのような立ち位置だと思います。
欧州車は昔メルセデスが出すまで純正オイルという物が存在せず、各メーカーの規格を満たしたオイルをユーザーが選んで入れていました。
ユニルオパールはとにかく片っ端から規格認証を取得しまくる事で、どの欧州車にでも対応できるオールマイティなオイルとして全国のショップへ浸透させていったようです。
資格取得が趣味の人みたいですねw
フランス国営企業のトタルエルフでも取得してないルノーの新規格を唯一取得してたりもするそうです。
日本では特にポルシェのオーナー間での人気が高く日本語のサイトもしっかり作られてますが、ネット販売が全く無く正規の値段が不透明なのがネックのオイルだと思います。
その2 IGOL (イゴール)
代理店も輸入してる会社も全く無いため知名度も情報もかなり少ないです。
フランス本国ではラリーの協賛を積極的に行っているみたいです。
車のオイルとしては一切輸入されてませんが、カワサキの推奨オイルがMOTULになる前にIGOLの時代があったらしく、現在では大田区と立川で2輪用IGOLのオイルを売っているショップがあるとかないとか…(笑)
RACE FACTORY GT POWERという、
ACEA:C3規格としては非常に珍しいスポーツモデルのオイルが存在しており、塩基値8.4で流動点が-62℃という見た事ないようなスペックで非常に魅力的なのに金で買えない手が届かない物なのが残念で仕方ありません…
何でも良いので更にIGOLの情報を何か知っている方いらっしゃいましたらご連絡お待ちしています。
その3 YACCO (ヤッコ)
全てではありませんが大半のラインナップが複数代理店やネットショップで購入できます。
車のオイルでの知名度は低いと思いますが2輪オイルとしては熱狂的なファンが多く、中でもフラグシップシリーズのギャラクシーはMOTUL300Vを超えるオイルとして崇められているそうです。
日本とドイツは似ていて、必要最低限のコストで沢山の要件を満たし安定した品質を維持させるコンビニのバイト扱いみたいなブレンド思考が多いです。
それに対してフランスのオイルは性能を突き詰める気質が高く、その中でも拘りが強く拗らせちゃってるのがYACCOだと思っています。
販売網を全てWAKO'Sに乗っ取られたWynn'sのように、幾ら性能が高くても代理店の強弱で知名度と販売量が決まる日本だと苦戦を強いられていそうですが、1931年に30万キロオイル無交換走行の世界記録を持っていたりと実力は凄いので根強いファンからの支持は充分あるみたいです。
勿論性能に振り切っているのは良いんですがコストを一切度外視してるのも事実でギャラクシーはリッター4〜5000円近くします。MOTUL300Vがリッター2600円と考えると非常に高額で、自分だったら同額のelfのHTX買っちゃうと思います(笑)
知ってたら博識!なオイル
Antar (アンタル)
1927〜1976年まであったフランスの石油会社です。
76年にELFと合併しました。
1980年代に「ELF Antar」と書かれたスポンサー看板を見た事がある人もいると思います。
もう殆どオイルも缶も残っておらず、上の写真もフランス石油産業博物館に飾ってある物だそうです。
そんな面白そうな博物館1度は行ってみたいですね😊
ガス事業は引き続き残っておりアンタルガスという会社は今でもあるそうです。
France aj Groupという貿易企業がAntarのブランド名称でオイルを製造していますが全く関係ない別物です。
知ってたら博識!なオイル
Q8 Oils (クウェートオイルズ)
クウェート国際石油というクウェートの国営企業のブランドです。国名とうまく掛け合わせた名前だと思います。
超小さい国なのにイラクと同じくらい石油が出まくるので侵略されかけた事もあったみたいですが、現在もル・マンでスポンサーを続けています。
1980年代はル・マンにQ8の看板もあったみたいです。
あまり知られていませんが2017年からベトナムで出光と共同出資でidemitsuQ8というガソリンスタンドの事業をしています。
残念ながらオイルは代理店も輸入してる会社もないため日本では購入できず個人輸入するしかありません。
知ってたら博識!なオイル
STATOIL (スタトイル)
ノルウェーの国営企業スタトイルが販売していたオイルです。
国内のモータースポーツへの関与は一切しない方針だったためオイルメーカーとしての知名度は非常に低く、2000年頃のF1やデンマークのモータースポーツなど海外への出資を少し行なっていた程度みたいです。
2018年に社名をエクイノールに変更しオイル販売がなくなってしまいました。
他にも沢山ありますがキリがないので以上でちょっとマイナーなオイルブランド紹介を終わります。
今回はサラッとブランドの概要だけ書いたのでオススメ出来る程ではありませんが、個人的にはユニルオパールのATFとIGOLのスポーツC3オイルが気になっています😎
しかしデミオだと20Lで買っても4回で使い切ってしまうので安定購入できるとなるとelfが性能も値段も併せて丁度良いんですよね…
最後までご覧いただきありがとうございました。
