F-tezzaさんが投稿したドラレコ・ドラレコ分解・分解・ドライブレコーダー・修理に関するカスタム事例

ちょっと前に300円のジャンク品で買ったドラレコです。
ミラータイプのドンキなどでよく市販されている安物になります。

中を開けるとペリペリが貼ってありました。

付属品もすべて完備していましたので、おそらく開封済の未使用品かと思われますが、なぜジャンクなのか。
動作確認をしてみることにしました。

動作確認をすると▶ボタンだけが陥没していて押せません。
やはり不良品だったからとそのまま売りに出した物のようです。
と言っても販売価格が300円なのでほぼ引き取りまたは10円くらいしか貰えないので元は取れないんですけどね...大人しく販売店やメーカーに問い合わせればよかったと思いますが...（笑）

早速分解。
まあ、分かっていることですが構造はかなりちゃっちいです。
画質も一昔前の録画機能がついた頃のデジカメ。といったところなので、作りもかなり簡素ですね。
裏のネジ2本と爪で留まっていました。

バッテリー内蔵らしいですが、あまり持たない簡易的な感じですね。
スピーカーは接着剤？かなにかでくっついていました。

自分なりにわかりやすく、図解します。
スイッチはだいたいこのような構造になっているのでスイッチカバーがズレていることが考えられます。
ですが、何度もチリを合わせても陥没して押せません。やはり製造過程におけるミスによる不良品かと思われます。
精度云々と言うよりは構造がそもそもちゃっちいのでこんな不良もよくあることでしょう。
中国製ってこういう弱点があるんですよね。

そこで、今回は赤の部分を切除。
スイッチカバーが繋がっているので切除して突起に干渉しないように一つ一つ独立させることにします。少々グラグラしますが、しっかりネジで留まっているので、パネルが浮いて中に落っこちたりすることはまずありません。
押せないよりはマシでしょう。

全部問題なく押せるようになりました。
せっかくなので親父にプレゼントとしてエリシオンに取り付けしてみることにします。