デミオの既製品キャンセル界隈・リアサイドディフューザー・オススメのオイル教えてください・お滝のオイルメモ・今週のお題に関するカスタム事例
2025年10月19日 19時15分
車種専用ベースマウント、トレイ、バイザーなど便利なパーツをヤフオク・メルカリ等で販売しています。 CAD設計・金属加工・電装・板金塗装なども承ります。代車あり。
前回グリルを純正品にしてしまい危うく社外品キャンセル界隈から追放されそうになったので、今回は贖罪として1から新しいパーツを作りました。
事の発端は今年の2月にリアのオーバーフェンダーを作ろうとイメージを描いてまして
3Dプリンターを買って出力が終わり仮合わせまで出来ていたのですが
左右セットとなると非常に広範囲な下地処理や削り出しが必要になり、パテを貸してくれたたろーさんには非常に申し訳ないのですが他にもやる事があって完全にモチベーションが無くなり文字通りお蔵入りになりました。
先日のエコパオフでMazda2のリアカウルの話題も出ており、じゃあせめてリアサイドディフューザー的なの作ろうと思って設計しました。
アクレのフェンダーガーニッシュの代わりみたいな感じです。
こんな小さい面積でも均すのに苦労するんです💦
まずは全面をパテで覆います
覆ったら段差を消さないようにひたすら研磨です…
サフ吹いて下地の凹凸を確認してまた削ってパテ盛って…
30cm未満の大きさでこの大変さなのでオーバーフェンダーサイズなんて先が見えません😅
嫌になって塗った結果がこの有様…
左右仲良くでこぼこフレンズです。
塗装じゃなく下地が1000%悪さしてますね。塗装屋じゃなく下地屋のお店があったら駆け込みたいです。
純正のインナーブレードの代わりにはなります。
塗り分けも変えたいので、時間がある時に手直ししたいと思います。
先日フロントのハブボルトが1本ずつ折れるという事件が発生しナットが1本帰らぬ人となってしまいました。
とりあえず家に2本予備のハブボルトとてぃーせるさんのバツイチナットがあったので事なきを得ました。
原因としては出処不明のスペーサーの厚み精度が悪かったのと、ハブリングの出っ張りが短く衝撃をボルトが吸収してしまっていた事だと思われます。
別で用意したデジキャンのスペーサーはセンターリングと完全に合わさったので安心です。
フロントヘビーFFのデミオは尚更ハブのセンター侮るなかれですね…
痛い出費ですが致し方ありません。
何年も毎週のように付け外ししてるとここまで見た目ボロボロになるんですね💦
チタンなので錆も劣化も殆ど無いのは助かりますが…
元取るくらい写真撮らなければ😂
さて今週のお題「オススメのエンジンオイル」が3週間目となりましたが、前回の投稿で知らないオイルばかりでしたとのコメントを頂きました。
流石に馴染みのないブランドを紹介されても面白くないですが、日本やモータースポーツと関係あるブランドなら気になりませんか?気になりますよね?そう、気になるんですよ。
主に信頼できる各国の国営石油会社をメインに紹介していきます。
国営石油会社というのは日本で例えるとインペックスやジャペックスといった資源開発会社と、出光やエネオスのような石油元売会社が一体化し国が資本元になってる企業の事です。
日本は民間企業の競争力を高めるため国営石油会社は存在しません。
Agip/Eni (アジップ/エニ)
イタリアの国営石油会社アジップ(現在エニ)のオイルです。
F1やフェラーリ好きなら知らない人は居ないんじゃないでしょうか。70年代から90年代までフェラーリのスポンサーをしていました。
6本足が生えてて火を吹いてる犬というニーナとアレキサンダー以上のビックリ合成獣がロゴマークになってます。
バブル期にはこのロゴマークを車に貼るオジサンが沢山居たんだとか…
2003年にエニに吸収合併された後も名称はアジップで販売していましたが2010年代からブランド名もエニになりました。
輸入品はネットでも購入でき、1L3000円超えるので高い部類だと思います。
国内製造品ならジェームスとかで安く買えます。
Pertamina (プルタミナ)
インドネシアの国営石油会社プルタミナのオイルです。ランボルギーニのレース部門にオイル供給しているメーカーです。
首都圏だとマイナーですがナフコというホームセンターで販売しており、ファストロンゴールドというかなり品質の高い全合成油が1L600円程の破格で買えます。
安過ぎて怪しく思えるほどですが本来エンジンオイルは蒸留すると勝手に出てくる残油から出来てる訳なので本来の妥当な値段といえばそうなのかもしれません。
アメリカだと温泉スタンドみたいな感じで鉱物油1L1ドル程度で貰えるそうですし。
間違いなくコスパ最高のオイルですが日帰り旅行の時くらいにしか入手チャンスが無いのがネックです。ネットだと少し割高なので…
PETROMIN A-1 (ペトロミン A1)
サウジアラビアの元国営石油会社ペトロミンのオイルです。
現在の国営で世界最大の石油会社サウジアラムコはOrizonというブランドオイルを作っていますが非常にマイナーで、買収した米バルボリンのオイルを主力に販売しているので紹介はナシとします。
サウジアラビアにおける欧州や日産の自動車販売代理をしており、ほかにスーパーシンセティックなどのブランドのオイルを販売していますが残念ながら日本での入手方法は石油王と仲良くなって送って貰うくらいしかありません。
子会社のエレクトロミンが日産フォーミュラEと提携しているため車体にスポンサー名が入っています。もし今年のモビリティーショーで見かけたら「サウジアラビアの日産代理店してるペトロミンの子会社なんだよ」とウンチクを語れます。
PTT PERFORMA (PTT パフォーマ)
タイの国営石油会社PTTルブリカンツが販売しているオイルです。
入手はネット販売も輸入代理店もあるので楽にできますが日本での知名度は低いです。
タイは車よりバイクの国なので2st用オイルや湿式クラッチオイル、クーラントなどもラインナップされています。
トロロッソ・ホンダのF1チームとスポンサー契約を結んでいたり、福島県に数店舗あるカフェ「アメィゾン」を経営してたりします。
ハイグレードが1L2500円と300V並みの価格なので輸入品として見たら妥当な価格だと思います。
SERVO (サーボ)
インドは幾つか国営石油会社があり、その中で最大規模のインディアンオイルズが販売しているブランドです。
日本では並行輸入するしかありませんが当然高額になるので現地やタイ、ベトナムなど海外旅行行った際のお土産として買うのが丁度良いと思います。
珍しい点として、スズキやヒュンダイなどの特定の車種ごとに専用のオイルがラインナップされており開発力の高さが伺えます。
勿論規格ごとのオイルもあり、鉄道や船舶用のオイルも同じサーボのブランド名が付いています。
2018年にインドのスズキアリーナ全店舗で純正オイルのエクスターを導入する以前はスズキ車にはサーボが主流だったみたいですが、現地のエクスターは日本輸入品ではないので恐らくインディアンオイルが供給元の1つなのでしょう。
ADNOC (アドナック)
アラブのアブダビ国営石油会社のオイルです。ペトロミンと同じく石油王と友達になる以外の入手方法は一切なく、ケースがロックマンXみたいな見た目をしている事以外情報がありません。
日本は再利用を前提としているのでオイルは缶に入っていますが、海外はコスト面と直接エンジンに注げるようプラケースや瓶で売ってたりします。
このアドナックのプラケースはどうやったら開くのか、中からロックバスターみたいな注ぎ口が出てくるのか…疑問が尽きません。
KENNOL (ケノル・ケノール)
前回紹介しそびれたフランスのエンジンオイルで、会社発足は1983年なので歴史70年や90年の老舗が当たり前のフランス国内からすると新参のオイルメーカーです。
ラリーやGTなど積極的にモータースポーツで売り込んで宣伝しているようです。
日本ではネット購入できて代理店もあります。国内でキョクトーなどに製造委託しているelfやMOTULと違い全てフランスからの輸入品となっています。
2020年頃にD1やフォーミュラDでDSL.comというチームの協賛をしてたようです。
ル・マンで耐久性に振ったオイルを作るのが目的の会社だったようなのでロングライフ寄りなのかもしれませんが、代表性状を見た感じ値段と鑑みるに特質すべき数値や性能のオイルはありませんでした。