フーガのまた、行きたい場所・コラム(読み物)・『マッスルカー』の定義に関するカスタム事例
2025年09月21日 09時40分
現役職業運転手のクルマ変態です。運転と車が好きで、この商売やってます(ゴールド免許) 過去にカー用品に勤めていた事もあり、ノウハウを愛車に活かしてます。クルマって、改造すればいいってもんでもない。むしろ改造なんてしちゃいけない事w 今の愛車はセダンですが、扱いはネオクラッシックなスポーツカーです(笑) 好きなクルマは A70ターボAZ20エアロキャビンR31GTS-Rステージア260RSAZ-122Bパジェロエボヴィークロス13クラウンのV8など
『また行きたい場所』
鉄道文化むら!!(((o(*゚▽゚*)o)))
『鉄オタ』じゃないけど、『碓氷峠のロクサン(EF63)』はロマンだ。最大66.7‰の急勾配…もうね、マトモじゃない。だから好き(笑)ひとつの『聖地』と言えるのではなかろうか?
敷地内は博物館にもなってるし、なによりお役御免のEF63が動態保存されてる!(体験運転まで)
こういうのって金銭的に難しいから(C62 3号機の例)、長く続いて欲しいよね😁
伊香保おもちゃと人形自動車博物館
私設としては国内最大らしいぞ😳官営博物館なみにカネ掛かってるのに、民営らしいユルさ(親しみを感じる)のが好き😊
そりゃあ、すぐ出れるガレージ兼展示場にF40がいる訳だわな。『生きてる展示物』にワクワクしてたの俺だけだったけど😆
ここで領域展開
『このクルマは最高なのか?』について考えてた。
答えは『否』でもあり『是』でもある。
アルミブロックのV8。しかもクローズデッキらしい(最近知った)。しかもモジュラー構造。つまり、お手軽に作ったV8。
乗ってる限りは『安物感』は無いんだけどね。リッター当たりの馬力は大衆車レベルだが(笑)
どちらかといえば『枯れた技術』なエンジン。一応、現代の基準で作られてる←→燃費なんか気にしなければ更に良いエンジンだったのに…
が、個人的には直6派である。
理屈で『最高バランスは直6』って強いよ。V型エンジンに比べてシンプルだし。
RB26なんか『戦争でもする気かい?』ってぐらいだもんな(レース界の覇権を獲る為のエンジンだが)
2JZなんか3リッターの直6だぞ?ターボ無くても乗りたいぐらい。でも、せっかく鋳鉄ブロックの重くて頑丈なエンジンならターボで役立てたいし…
鉄ブロックの直6は重いよね〜、って思っちゃう。
エンジン屋の作ったNA+直6って『最高じゃね?』って思ってE46 M3を崇めてたんだが。M3のエンジンは鋳鉄ブロックらしい。アルミブロックの直6もあるのに、M3は鉄ブロック。
ちゃんと差があるんだろね。あえて重い鉄ブロックを使う意味が。ますます贅沢だよね。わざと鉄ブロックを選んで性能を追求するなんて。
じゃあ直4は?排気量を大きくできないなら過給。過給するなら鉄ブロック。出た馬力を路面に伝えるには四輪駆動。運動性を高める為にコンパクトにするならエンジン横置き。
ランエボかセリカ(一部グレード)に行き着く。特にランエボ4〜5あたりの『グループA』で頂点極めたのは『ロマン』。そんな世界最強マシンが300万そこそこで買えたとか…日本すげえ(頭おかしい)。
クルマってさ、理想を追求したら一億円ですよ。1.2億でしたっけ?それでも赤字と言われるほど高コストな物体。
つまり…一億いかないクルマは妥協の産物。極論すればね。
エンジニアリングも素材も企画も全てが、妥協があって初めて市販化できる。売買契約が成立しなければメーカーは成り立たない。安くしないと買える人が居ない。
我が愛車はV8の『安くて速い車』。これ、ある意味で究極の価値です🤣
言い方を変えれば、『妥協してるけど速いクルマ』。むしろ安さすら価値。だって国産の大量生産車だもの。部品価格も部品流通も安い。商品企画上、不人気レアグレードなだけで。
フツーの車。商品企画は『高級車』。中身は…Z33譲りのシャーシにシーマのエンジンを積んだ安普請。それがいい。実にいい。『日産』という巨大組織の美味しい所だけ凝縮したような物体。
安くて速くて維持しやすい。『妥協』してるはずなのに高いバランスで成立してる。
これ以上のクルマに乗れる気がしない(定期)。