スプリンターの2T-GEU・4A-GEU・5M-GEU・7M-GTEU・3A-Uに関するカスタム事例

「車歴シリーズ3台め」
トヨタ スプリンター1600GT続編

※80年代当時のトヨタエンジン記号豆知識😏

例)
・エンジン2T-GEU (1600DOHC-EFI)
2 : 最初の数字はシリンダーブロックに手を加えるごとに数字が増えます(1400→1600)
T : エンジンブロック
G : DOHC(ツインカム)ヘッドを表す。
E : EFI(電子制御燃料噴射)
U : 触媒有り
現在は触媒なしエンジンは存在しないので表記は省略されてますが基本的に触媒の有無を表します。

なお70系カローラ/スプリンター1500SEのエンジンは3A-U (1500SOHCシングルキャブ)。
A : エンジンブロック
Eなし、Gなし

したがって70系カローラ/スプリンター1500SEの車両型式はブロックのAが頭文字となりAE70となります。

となると2T-GEUを積むカローラ／スプリンター系統は、
T : エンジンブロック
E : カローラ/スプリンター系
71 : 70系(20→30→40→50→60→)。

・16バルブツインカムエンジン
4A-GEU (1600DOHC-EFI)は1500の3A-Uを100ccアップして4A化しYAMAHA製16バルブツインカムヘッドを載せたものが4A-GEU。

要するに4A-GEUを積むあの一斉を風靡した藤原とうふ店カローラレビン/スプリンタートレノAE86 (型式)は、
A : エンジンブロック
E : カローラ/スプリンターで80系(86)

その後出たFF3ドアハッチバック車カローラFXのGTグレードにも4A-Gを搭載。
エンジンは4A-GELU(Lは横置きの意味)
カローラFX-GTの型式はAE82(80系)

AW10系MR2にも4A-Gエンジンが横置搭載され4A-GELU。その後のマイナーチェンジにて4A-GELUはスーパーチャージャー武装され4A-GZEに。

・私がこのあと88年より車歴4台めで乗るソアラ2800GT(はじめちゃんソアラ)は、2800ツインカム直列6気筒エンジン5M-GEUで車両型式はブロックMが頭文字のMZ11。

M型ブロックはトヨタ初期からの伝統的直6ブロック。
古くはYAMAHA製ツインカムヘッドを乗せた3Mをトヨタ2000GTに搭載。
以降2800ツインカム5M-GEUを11ソアラ、
110クラウン、60セリカXXに搭載。
これ以降3000化して6M-GEUに(120系クラウン、12ソアラ)
さらに排気量そのままながらツインカムヘッドを24バルブ化した7M-GEU(130系クラウン、80系マークⅡ/チェイサー/クレスタ)。
さらにそれをターボ化した7M-GTEUがM型最終段階(20ソアラ、70スープラ)。

そしてトヨタの3000直6は2JZブロックへとチェンジします。