bBの鍵・革屋・鍵を包む・汎用じゃないワンオーダー・ガチャガチャ鳴らないに関するカスタム事例

鍵を彩る。

フルオーダーの革工房を営む者です
全て私の工房で作成した作品。
（1人営業の革屋です）

インスタ
@alto.pontem_leather

フルハンドメイド手縫い

昔のキーレスって経年変化で根元折れたり、ぶら下げる部分割れたり…

プラスチックの劣化はどうも出来ませんよね。

補強がてら革で包めば

キズ防止にもなり、直接負荷も軽減されるので15年以降の車乗ってる人にはぴったりかも。

特に、ファンションとしても鍵を腰からぶら下げたりする場合でも鍵同士が当たって
歩く度に【ガシャンガシャンガシャンガシャン】
と昭和のロボみたいに鳴らないので非常にスマートです。

そしてカッコイイ。

US50州毎に発行された25セント
テキサス州のものをコンチョにしてキーリングにセットしてます。

25セントはアメリカ全土の共通硬貨と
50州毎に絵柄が異なる25セントがあるので好きな州のものを選ぶこともできます。

革はアメリカのタンナーから取り寄せたオイルレザー。北米ステアという牛革です。

鍵は1本1本、汎用の被せるカバーじゃなく
直に包んでますので取り外し不可。

（汎用のキーカバーも販売中）

鍵1本づつ、ナスカンにしてますから
アイドリングやエンジンかけたけど家の鍵かけ忘れた！！という時に個別に外せて便利ですよ。

他所の革屋さんでやってるのは見かけませんね。

これは

スマートキーを形通りにぴったり包んだタイプ。

ウェットフォーミングという方法で、革を水に浸し、その後スマートキーを包んで丸一日乾燥させ形作るやりかたなので
その間はスマートキーお預かり。

電池交換できるように上部はベルト式。
革からスマートキー本体を任意に脱着可能。

生成革が3ヶ月たって少しづつ色濃くなりエイジングされてますね。

これはスマートキー外した別車種用の写真

キーリング

お客さんの以前使っていたVUITTONのミニバッグ、ボロボロになって使えない状態の物をリメイクしました。
とはいっても1部分しか切り取ってないので他の部分は小銭入れや財布に今後されるそうです。

ブランド物の革製品は私達、工房系革屋が取り扱うヌメ革（タンニン鞣し）とは違って殆どが産業用につくられてるクローム鞣し革

ブランド物はクローム鞣し革ですから
（ごく一部タンニン鞣し使ってるところもあります）

同じ革でも性質や用途目的、作り方、使う道具、手入れの仕方、設計方法、ほぼ全て違ってきます。
なのでリメイク出来る作品にも制約はでてきますが、可能な限りリメイクできますよ。

使ってる金具もバッグからそのまま分解して再利用。

ブランド物の真贋はタグや模様などで判別される方も居ますが

私達革屋では
ばらすと100％真贋の識別が可能なので、（究極な話ですがw）どんなに巧妙なスーパーコピーでも分かります。

エルメス、シャネル、グッチ、ボッテガ、等など

大手の作り方や構造も理解してます。

左はキーレス

上部を脱着式ベルトにしてます。
電池交換可能。

他2本は家の等
脱着不可の直包み。

持ち込み金具を覗いては、当工房で取り扱う金具は全て真鍮です。（Brass）
真鍮は金具の中で革と同じように独特の経年変化が楽しめる金属。
永く持って頂きたいので真鍮オンリーにしてます。

（コンチョなどsilver925が、希望の場合は準備出来ます）

こちらは通常のキーケース

糸は40色くらいあります。

飾りステッチ施してますので腰からぶら下げたり、カバンに下げたり。
オシャレです。

こちらは黒model

ホックは真鍮削り出し加工してます。

中の金具はキーケースによくありがちな、経年劣化で根元が外れる問題。

当工房のはその心配がありません。
なぜなら、ずっと使って頂きたいので。

こちらの革は2.8mm厚の北米ステア（牛革）
厚みのある一枚革ですからそうそうぶっ壊れません。
市販では殆どないキーケースにしては贅沢な極厚な1枚革、（アウター、インナー、2枚を張り合わせで厚みのある革はたまに見ますけど）経年変化もビンテージ感のある渋い表情になりますよ。

当工房ではいかにも革！
革らしい革！
生き物感が溢れる表情の革！
ウエスタンステッチ、日本ぽくない革製品、モーターカルチャーに馴染む革製品をコンセプトに作成してます。

北は北海道旭川～南は沖縄本島
外国はメキシコまで作品のオーダーと発送をしております。

以後お見知り置きを～👹