コペンの雨の日は拭き上げの日。・オッさんレストアレポート・雨の沖縄に関するカスタム事例
2022年02月23日 20時03分
一時期、板金塗装の仕事を役30年以上経験しましたが、ハンマーを放しパソコンと睨めっこの毎日で業界辞め、別の職種で活躍してました。50過ぎのオッサンになり、「好きな事をやりたい」の決意で微々たる設備通しで小さなブースを間借り。再生屋として。デザイナーとして。放送作家として。を生業に楽しむ腰痛おじさんです。。
雨の日はなぞり拭きの日。コレから軽くなぞり拭きします。
って。。コーティングの維持で走るだけで、ほとんど汚れは流れ落ちてますが。とりあえず軽く拭き上げします。
さて。現在携わるレストアのレポートを。
62年のコンバー。サイドシル、センターピラー下部側と、クォーターパネル後方下部側にかなりの手を加え、極力パテを少なく仕上げました。
この車両は最終、艶っツヤの「ブラック」が最終のコートになる為、微かな歪みすら許されないです。軽く捨てサフ(グレー)塗り込み、黙示確認。
手のひらの感覚と黙示だけでは限界。
この段階で自身の感覚だけで薄付けのパテ作業してきました。
フィラーサフブラックをコート。スプレーパテといいますか。。フィラー(パテ)とサフェーサーの中間的なコートです。ブラックになった事でさらに細かい歪みを拾う作業です。
一般的な作業なら即塗りのトップコート仕上げになりますけど。
この馬鹿でかく縦に長いスムースなボディーに妥協は出来ず。。(歳のせいで感覚も目も信用出来ない)
下地はしっかりと。塗って後に一ヶ所の歪みのせいで涙したくないからね。😊
別件もやりつつあ中々前に進みませんが、スケジューリングでこちらも。
振り返ると。。ボディー全体歪みだらけでボディー下はほぼ腐食のグサグサボディーだった。叩きで歪みを拾いつつ切り継ぎで作り込んだ。
やっと見れるボディーですが。。
まだまだ続きます。最終ブラック塗装は倍気を遣いますよ。
ここまで閲覧いただきありがとうございました。感謝。