CYBERさんが投稿したたとえばこんなカーライフ・フェスティバ・フェスティバGT-A・サンタ・メリークリスマスに関するカスタム事例

たとえばこんなカーライフ

車の数だけドラマがある

　メリークリスマス！
　　　CYBERからのクリスマスプレゼント🎁！

　今回はオートラマ フェスティバGT-Aです！

　ドイツ人がイタリアンテイストにデザインし、韓国の工場で生産した車体を、日本のマツダがアメリカのフォードブランドで販売した車です。（何のこっちゃ！（笑））

　ベースとなった初代フェスティバは、1986年にマツダがフォード車の販売店として展開した「オートラマ」で発売されました。
　日本で販売するフェスティバは右ハンドルですが左ハンドル仕様で開発されたため、ブレーキペダルは右席でもブレーキマスターバックは左席前にあると言うおかしな設計になっています。（笑）

韓国では起亜自動車ブランドでキア・プライドとして販売されて、世界中のフォードディーラー向けの輸出も起亜自動車主導で行われました。

　そしてモデル末期に「GT-X」グレードをベースに、「GT-A」が300台限定で発売されたのです。

当時はその奇抜なカラーリングに何かの間違いじゃないかと話題になってましたが、今見ると古き良き時代のレーシングカーのような実に味わい深いデザインです。

そんなロッソコルサの真紅の車体に白いノーズの「フェスティバGT-A」にぴったりの女子は！

ズバリ！

バイトコス系サンタ女子です！

　学費を稼ぐためのバイトに明け暮れる彼女、さまざまなバイトを掛け持ちし、労働に明け暮れる彼女ですが、クリスマスはケーキ屋の販売担当です。実は今年の彼女は密かな計画がありました。その計画の為にバイト先にバイト後の衣装の貸し出しの約束と、先輩から車を貸してもらっているのです。
　バイトが無事終了して、彼女がケーキとプレゼント満載の車で向かう先は、町外れの孤児院です。
　実は彼女はこの孤児院出身で、幼き子供達の為に、このサプライズを企画したのです。準備は万端です、愛車をこの企画の為に快く貸してくれた先輩に感謝です。ハンドルを握る手に力が入ります。
　子供達はこのサンタカラーのフェスティバGT-Aで現れたサンタを、喜んでくれるに違いない。今年はいつもよりあったかいクリスマスになりそうです。

フェスティバは、その後デミオ、マツダ2と名を変えて今に至ります。もう一度フェスティバGT-Aのような奇抜なデザインの限定車を出して欲しいなと思いますね。

　初代フェスティバは1993年に販売終了しますが、その魂の一部は、我が愛車AZ-1にも引き継がれます、それはエアコンパネルです（笑）AZ-1のエアコン操作パネルは、このフェスティバのエアコンパネルを90°回転させて縦に配置したものなんですね（笑）
　素晴らしい！　魂の継承ですね！　
（単に開発費削減のコストダウン処理）