BGFKさんが投稿したカスタム事例
2025年07月26日 07時52分
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おはようございます
昨晩のミラの試聴インプレが自分的にはすごく印象的で、
全体的には施工済みのもののエージングが進んだという面
(・2連DAISO自体・いろいろ投入していた発注基盤)
と、
昨日直前に施工した内容の両方が絡んでてどこからどこまでというのが判別しにくいという面があるんだけど、
上の画像は、
一つはスパイクで外したものと、かわって取り付けた真鍮のボルトナット
もう一つが外したアイソレーション基盤
アイソレーション基盤は、実は衝撃の発見というか、今思えばラッキーな発見でもあったんだけど、
kicker ZRでは、入力でアイソレーションを確実に行うためには、ノーマルのRCAジャック自体を基盤から外さないとアイソレーションできてないということを発見という笑
それで、マルチアンプ構成では一つを除いてはアイソレーション入れるのがそれまでの自分方針だったんどけど、
昨日の発見時、ようするにアイソレーション基盤入れてた方も実はアイソレーションされてないということが分かり、
(入れてなかった方は、RCAジャックを撤去して新設していたので、アイソレーション基盤入れてた時はちゃんとアイソレーションされてた)
考えた末、アイソレーションなしで行くべと、
ということで外したのが上の基盤
よくよく考えれば、昔ながらの構成で、
DINのデッキから複数のRCA出してZRに繋いで、っていうのと同じなので出来て当たり前ではあるんだけど、
ここ数年のあいだで、車載して結構派手にぶっ壊れた事例が脳裏をよぎって、
安心安全駆動のためにアイソレーション回路を入れるようにしていた
回りくどいが、
ナビも含めてだけど、車載のソース系機材のRCA出力のマイナス側は、ほぼ100%、ボディのグランドと導通している
そうなる根本のところは、アナログ音声出力のICが単電源駆動で(DACチップ等)、この単電源のグランドは車両グランドと導通しているのが常識的な回路になるから
ここを絶縁するには、自分が思いつくのとしては単電源に絶縁型のDCDCコンバータを入れることだけど、それはコスト的にやることはない
RCAのマイナスがボディのグランドに導通したままパワーアンプに入ってくる
普通の車載アンプでは、電源入力側のマイナスと、アンプ内部のDCDCコンバータの出力の中点グランドは絶縁されている
しかしRCAのマイナスはこの中点グランドと直通になる
あと一歩のところまでグランドはループしている
気を使うのがアンプのシャーシで、
普通のアンプはシャーシは入力電源のグランドと導通、つまりボディとアンプシャーシは導通している
なので自分の場合では、PTR-2400を2階建てでボルト結合していたが、これは電源側のグランドで結合していたのと同じだった
ところがKICKER のZRでいうと、シャーシは入力の電源ではなく、それとは絶縁されたアンプ内部のDCDCコンバータで作られた両電源の中点グランドと導通している
これが動作的にどういう影響が出るのかよく分からないのだけれども、
下手にシャーシ同士が触れていたり、あるいは車両のボディに接していたりすると想定してないようなグランドループが発生することになり、
想定外のことが起きることを以前から懸念していた
話長くなったけど、
要するにミニキャブ用でZRの整備手直しを始めているんだけど、
アイソレーション回路の導入は、ノーマル基盤からRCAジャックを外すという大工事が必要になるのでそこまではやりたくない
しかし無用不要なグランドループを発生させないための方策を考える必要があるな、というのが今朝の思考、、、