地獄のインプレッサ〔宮城県都市伝説・β〕さんが投稿した頭文字D・MR2・AW11・ストリートレース・ドラッグレースに関するカスタム事例
2025年10月31日 18時09分
2010年頃〔詳細不明〕大阪のショッピングモール駐車場内で事故が起きた。 老人がアクセルとブレーキを踏み間違えた。死者も発生した事でニュースになった。 事故を起こしたインプレッサはスクラップ場へと運ばれた。 2013年11月30日ワイルドスピード出演のポールウォーカーがこの世を去り、1人のチューナーが彼へのレクイエムとして蘇えらせた。 歴代のオーナーは不明だが、現在は仙台市内によく現れる。
〔ハッピーハロウィン〕
前回の続き…
留学時に彼女ができた。17歳の僕は、かなりオッサンっぽいデートをしていたと思う。海を見ながらビールを飲んだり、ショッピングモールでコーチのバッグを買ってあげたり。資金源は訳アリなので聞かないで。
そんな中、彼女が「日本はトウゲでしょ?ここではゼロヨンよ」と、夜中のゼロヨンデートに誘われた。
現地は圧巻だった。
「Everybody READYぇぇぇ!?」
「3!2!1……GO!mothe※Fuc※※z!!!!」
ロケットスタートするマスタングとダッヂチャレンジャー。17歳の目には刺激的過ぎる。
「これが海外のバトルか。死ぬ気か?」というのが現地からの感想。
当時はワイスピ2が一世風靡していた。学校に行けば、頭文字DとR34の話題が絶え間なかった。当時R34は海外では走れなかった。
排ガス規制と“速すぎる”が問題だった。だから日本人の僕に問い合わせが殺到した。
知識不足というか、若さ故というか、間寛平師匠が持っている程度の知識しかなかった。
留学先の学校にケビンという白人のイジメられっ子がいた。赤毛で髪はボサボサでいつもトレンチコートを羽織った、足に障害があり、引きずりながら登校する14歳。
彼には友達がいなかった。でも、いつも目はキラキラしていて希望を見ていた。昼休みは校庭のベンチで
“何かの絵”を書いていた。
わたくしベータは、サンドウィッチを食べながら彼のスケッチを盗み見した。
AW11をスケッチしていた…しかもミッドシップエンジンの絵は別の紙に描いていた…
なんで見た事ないくせに描ける…ココらにMR2は見た事がない…とりあえず声をかけてみるか…
「Yo!sup man!」
ケビン「ハーイ!今日はハッピーハロウィンだね👻」
まさに数十年前の今日、彼と初めてしゃべった。
次回に続く…
