BRZのe-Tune・データ収集に関するカスタム事例

先月発売されたBRZ用e-Tune

フォロワーさんの施行車に乗せてもらい好きなフィーリングだったので注文し自分の車にも施行してもらいました！

MTはざっくりアクセルレスポンス向上ということですが、オートサロンでSUBARUの人に聞いた感じは
市販のスロコン見たいなアクセル入力の特性変更とか
感度MAX見たいなスロットル開度のブーストではなく
アクセル入力に対しての要求トルクのカーブ変更ということなので、外部機器によるエンジンの動作誤魔化しと違うあたりが空燃費ズレる事もないし純正の安心感ですかね〜

とりあえず街乗りレベルでデータ取りと整理してみました。

サーキットのラップタイマーで使ってるアプリでデータ取りするために適当にコース設定しないと測定始めてくれないかと思ってたら、生データ取得するだけのモードがあることを今回知りましたw

変更点がアクセルレスポンスなので主に見たいのは発進時の加速関係ということで、
分かりやすいアクセル操作とスロットル動作の比較をしてみました

次からのグラフは
横軸の目盛りは1秒間隔
縦軸は左がアクセル(青)とスロットル(緑)の開度
右はエンジン回転数(黒)
という感じです

ちなみに、OBDからとれるスロットル開度は凡そ80%がMAXっぽいですが、これがハード的に本当の全開なのか、ECUの制御で止まってるのか、データだけそこでサチってるのかはよく分かりませんが、
とりあえず重要なのは流量やインマニ圧なので開けるなら開いた方が良いってもんでもないとは思うのでそういうものだと思ってます

これは一定加速度で加速しようとアクセル操作した時のスロットル動作データの比較

変更前は何ヶ所か同じ操作のデータ見ても踏み始めがあまり加速始めず、加速始めたらトルク来すぎてアクセル1回戻すようなことになり、
細かい操作に対してもスロットルが追従してない感じ

e-Tune後は慣れの問題でクラッチミート時に回転数上げすぎがちだけど、その後はアクセル踏み足しに素直に回転数が上がる感じ、スロットル動作もほぼアクセル操作に追従してて説明通り

これは走り始めて一定速度から一気にアクセル踏み込んだ時のデータ

さすがに一気に踏み込むと制御の範囲を超えるからかスロットルの動作が遅れる事はありそうですが、変更前は明らかにアクセル操作からワンテンポ遅れたスロットル動作をしてる形状
特にアクセルオフに対しての追従はサーキット走行では重要な気がする

とりあえず街乗りレベルなので分かりやすい動作の比較のみですが
高速域でのトラクション管理的な視点は後日サーキット走行した時のデータで見てみようかなと