APDXさんが投稿した夏休みの宿題・缶スプレー自家塗装・BMW 533iに関するカスタム事例
2025年08月16日 21時36分
4AGエンジンに換装した“AP61”スターレットで、壊れては直しながら草ジムカーナなどに取り組んでいます。ドリフトも好きなのですが残念なことに一向に上達しません(~_~; どうぞよろしくお願いいたします。
2025年 夏休みの宿題
うちの車庫には入りきらない立派な車が修理にやって来ました。
この車は3月に職場を定年退職された先輩のBMW533i… 40年ぐらい前の高性能4ドアセダンです。
実は今年の初め頃に,エンジンの不調が原因でマフラーから出火してバックパネルが黒焦げになってしまったと相談をいただき、退職のお祝いに修理を手伝いましょうと約束していたのです。
今回初めて現車の状態を見せてもらいましたが、ご覧の通りかなり痛々しい状態です。うまく直せるかわかりませんが頑張らなければ😅
初日
まずはバンパーを外して養生し,焦げてしまった部分の塗装の剥離から始めました。
剥離剤は小生も以前に使ったことのある「ナトコのスケルトン」を使用しました。
薄手のニトリルグローブをはめていても手が痛くなるぐらい強い剥離剤とワイヤーブラシで駄目になった塗装を剥がし,中性洗剤と水でしっかり洗い流しました。
続いてサンダーに塗装剥がし用のディスクを付けて残った塗料片を除去し,600番のペーパーで元の健康な塗装との境界を水研ぎしてから、亜鉛のプライマーを吹いて1日目は終了。
2日目
オーナーさんがソフト99で調合してもらった純正色(アルピンホワイト)の缶スプレー3本と,裾の方を元と同じ様にブラックで塗り分け。
BMWのマスキングテープを剥がすなんて,たぶん最初で最後の機会かな(笑)
ホワイトは艶を出す様に厚めに吹こうとしたのですが、湿度が高いせいか吹いて2〜3分経つとプツプツとブリスターが出てしまい,やむなくあっさり吹きに変更しました。
ブリスターはブツ取りカッターと水研ぎで均してから再度ホワイトを吹き直し,どうにか形になって来ました。
仕上げに2液ウレタンクリア2本を吹いて,2日目も終了。こちらは垂れないぎりぎりまで厚めに吹いても大丈夫でした。
テールランプの下の焦げ跡の境目がくっきりしないようにぼかすのに苦心したのですが、自家塗にしてはまあまあうまく行ったかな…😅
3日目
一晩待ってウレタンクリアが硬化したところでバンパーを取り付け,少し磨いてめでたく完成です。