ISの自作オーディオ・XMOSに関するカスタム事例
2025年10月04日 18時01分
DDCとして使用しているXMOS XU316の超ローノイズ外部給電化にチャレンジしました。
緑色の基板が従来品でバスパワー起動のみでシロウトには改造の余地がありませんでしたが、今回の紫色の基板は少々の改造で外部給電が可能になります。
過去にXU208を使用していた際に某博士より「搭載されているクロックには極力クリーンな電源を供給するように」と言う事でさんざアレコレ試しましたがことごとく失敗した経験があります。
今回もどうなるのか不安でしたがリベンジ開始です。
改造する前にまずはバスパワー駆動で動作確認。
44.1、96、192KHzと無事にI2s出力を確認できました。
パッと聴いた感じでは従来の緑色基板との違いは・・・はっきり言って分かりません…。
取り敢えず無事に音は出たので外部給電化の改造開始。
パッケージサイズは良く分かりませんが、胡麻より小さいチップ抵抗をハンダゴテ二刀流でサクッと撤去してUSBコネクターからの電源ラインをカットします。
超ローノイズ電源基板の固定方法がお恥ずかしいところですがしっかり固定するのは無事に動作してからでいいか…とやっつけ仕事。
結果、やっとこ念願の外部給電化に成功しました!
肝心な音質はどうなのか?と問われますとプラシーボ全開の評価でもやや音色に透明感が増したかな・・・程度です(汗)
ただ外部給電にこだわったもう一つの理由としてDAPとして使用しているJM21のバッテリーの持ちが悪く画面を消しておかないとせいぜい4時間くらいしか持たないので基板バスパワー駆動に電気を持っていかれなければバッテリーの持ちもだいぶ良いのではと思っています。
今回使用した超ローノイズ電源基板はこちらであちこちに使用しています。
旭化成のコレも購入してありますがまだ開封もしていないので来週には基板をしっかり固定しつつこの超ローノイズ電源基板も試して見ましょう。