アルトバンのスズキアルト・HA25V・ブレーキ流用チューン・流用チューン・アルトバンに関するカスタム事例
2025年09月07日 09時56分
前回は準備編でした。
アレを見れば誰でもHA25のブレーキを13インチ化出来ます(※罠アリ)
と言うわけで今回は組み付け編です。
ちなみにスズキのキャリパーにはSまたはVの刻印が刻まれています。
S=ソリッドディスク用
V=ベンチレーテッドディスク用
の判別用です。
ちょっと考えれば検討つきますね、
親切です👀
ちゃっちゃか外していきますよ、
キャリパーを外すにはブレーキラインを外さねばなりません。
ブレーキホースをストッパー等を挟んで垂れてこないようにするのは当たり前ですが、自分はさらにタイヤのゴムバルブを先端に挟み込みます。
こうすることで穴が塞がり、フルードの垂れをより少なくする事が出来るんですね。
豆知識として是非頭に入れといてください。
新品ローターはいつ見ても美しい
(個人差アリ)
心が洗われます、特にスリットの入っているローターは誠に優雅で雅。
焼き入れ処理を施されたローターは堅牢な出立ちであり、車体を止めるブレーキという重大な役目を背負うに値する勇ましいお顔。
拙者、ハブへ装着させて頂き候。
うーん何ともアルトには勿体無い。
買われる相手が違ければ、
今頃は軽耐久車両やパワーのあるターボ車など然るべき場所で活躍出来たのに...
運悪く、こんな山猿の元でぷりぷり走り回るNAのちゃんがらぼっこに装着されてしまうとは。
ローターに申し訳無いと思いつつも、作業は進めなければならない。
何故なら30分後に急に雨が降る予報になったからだ。
ちなみにノーマルのソリッド12インチと
ベンチ13インチの違いはこんな感じ。
でかい差かと言われたらそこまででは無いかもしれません。
おそらくローター径よりパッド交換の方が効果は大きいと思います。
「じゃ、パッドだけ変えれば良いじゃない!」
って思いませんか?
そういう訳にはいかないのです。
ポイントは「放熱性」
ソリッドのままパッドだけ変えると、
パッドの強烈な制動力によって発生した熱はダイレクトにローターをイジめ、
鉄一枚で整形されたソリッドディスクは放熱が間に合わずあっという間に歪み等が発生します。
コレを避けるためのベンチ化なんですね、
強化パッドの発熱に対応するために中空構造のベンチレーテッドディスクに変えるわけですよ。
12インチのままベンチ化出来たら理想的ですが、
あいにく12インチのベンチローター自体が存在しないんですな。
話が逸れましたが、
キャリパー取り付けです。
事前に準備編でOHは済ませてあるので、
キャリパーサポートから何から丸っとポン付けです。
本当にスズキは素晴らしい。
あ、ブレーキホースのバンジョーボルトにかますワッシャーは新品を用意しましょう。
ワッシャーはコレ使いました、
一生分届きます()
そして俺はココでやらかしを発見する。
準備編を見た方はおおかた察しがついたでしょう。
そう、ブレーキの品番を間違えたのである。
こちらが買った品番の図。
こちらが正しいパッドの図。
わかります?
装着は出来るんですが、間違ってる方はほんのちょっとだけ外側にオフセットしてるんです...
どうやらラパンの車体番号を間違え、
ターボでは無くNA用を購入してしまったらしい...
しかも後から調べたら、
正しいパッドの形状はHA25の純正と同じ形状のパッドでした。
何という情けない...
25用の強化パッドを素直に買っておけばこんな事には...
26000円が無駄になってしまった...
とりあえずつけない事には始まらないので、一旦間違えたパッドを装着します。
ローターに当たらない面が少しあるだけなんで少し走るには問題無いです。
はい、
買い直しましたよ正しい品番のパッド...
正しい品番は「F886」です。
準備編を見た方はこちらが正しい番号ですので、間違えないように!!
(大丈夫とは思いますが。)
組み付けましたよ正しい品番💢
ローターとのツラ位置もバッチリです、
そりゃそうだ適合品だもの、、、
こちらが約100km走行したミスパッドの
F885。
少し段差はありますが、
一回の走行で馴染むくらいです。
問題なく使えます。
当たり前ですが、残量バリバリ。
適合する車両にお乗りの方、
どなたか1万くらいでご購入頂けませんか?
アルト以外にもスズキの軽にお乗りの方、結構な車種が適合しますので、是非お声掛けください。
半額以下ですヨ...
誰かこの痛い出費を軽微にして下さい💦
話が逸れましたが、無事に13インチ化が完了致しました。
全てポン付けなので事前準備が一番大変までありますね。
14インチ5J 38のテッチンも無干渉で入りました、問題無し!
次回はレビュー編です。
※まじで誰かパッド買って下さい()