アルトバンのHA25V・アルトバン・軽バン・シートレール・フルバケに関するカスタム事例

お久しぶりです、いかがお過ごしでしょうか。

すっかり寒くなり、
朝になればフロントガラスが凍り、
それが溶けたと思えば10時間前の洗車も虚しく、夜露に混じったチリ埃だけを残していく時期になりました。

死ね。

足回りやホイール、タイヤなど細かいとこを変えたんですが、まだ全く完成してないので、そこはまた後日記事にいたします。

今回はフルバケ導入に関してですね。

HA25用のフルバケシートレールなぞ、
昔はたくさん種類があったはずなのですが、
月日は流れ物価高に苛まれた結果は
選べる種類などほぼ無く実質一択状態。

致し方なく、それを取り付けましたが
結果はご覧の通り。

何だこの天空の城みたいな空を仰ぐシートポジションは。

ふざけているのか、純正位置より座面が高いではないか。

アルトにはステアリングのチルト調整機構なぞ有りはしない。
こちとらてっきり座面は大きく下がる物かと思って、ステアリング位置も事前に大きく下げて準備万端だったんだ。

上がった座面に下がったステア位置、
さながら運転姿勢はマリカのドンキーコング状態です。

全てはこのサイドステーが悪い。
誰もお前を愛さない。
高さを気にせずシートを取り付けるだけならそこらの鉄板でも出来る。

形だけ立派な木偶の坊など、まさしくゴミ同然。

レール本体の位置はそこまで高くはないので、コイツはヨシとしましょう。
であれば、サイドステーを何か別の低いやつに変えてしまえばいいわけですな。

そういえば倉庫に使ってないシビック用のフルバケシートレールが眠っていたはず。

あいつのサイドステーの形状どんな感じだっけ？

「いつか使うかもしれない」
の「いつか」は来るんだなぁ。

神よありがとう。
前後独立型だし、穴位置もかなり低い。

コレは期待した高さまで下がるぞｫ、
早速組み替えだ。

組みつけの段階から違いが分かる穴位置の低さ。
コレだよ、フルバケのシートレールはこうでなきゃ。

サクサク組み替えつつ、
「俺ってば機転が効くなぁ♪」
と、ご機嫌に鼻歌混じりで出来上がったレールにシートを組もうとした瞬間に、問題は発覚した。

「シートが入らん」

サイドステーをMAXまで外側に寄せても、シートの幅が収まらない。

神よ、先程感謝の言葉を述べたな、
アレは撤回する、この役立たずめ。

どうにもこのままでは収める方法は無さそう。

シートが収まるクリアランスを何とか確保せねばならない。

サイドステーの穴位置の限界を加工で変えられないだろうか？

このレールに取り付ける穴が赤のラインくらいまで拡張出来れば収まりそう。

でも、流石にそんな工具は持ってないし
元整備士であって鉄の加工屋では無い。

身勝手に穴を広げたら剛性が落ちそうなので、仲間内の「その手のプロ」に拡張依頼。

やはりね、車いじりにおいて
横のつながりは大事ですよ。

帰ってきたステーがこちら。
だいぶ広がりましたね。

コレなら収まりそうだ。

収まらなかったらもうノーマルに戻します。

んで、
ノーマルシートにバケット風の激ダサシートカバー付けて
ポジションをブルーにして
EDMを音漏れさせながら
駅前を吹かしてやるぞ。
(マジでこのシートカバー付けてる人の気が知れん、意味あるんソレ。
その金でオイル効果した方が良くない？)

分かりにくいけどめちゃくちゃ下がりました。

下げたステアリングがまだ高く感じるくらいには。

ダッさいカーチューン野郎に落ちぶれる必要はコレで無くなりました。

あくまでもこの車は足車&通勤車であるため、普段使いが酷ではいけないのです。

あと、金もかけたく無い。

ここが大事ですよね、やれる範囲で快適に。
出ないと車は長く楽しめませんから()

まだまだ書きたい内容はたくさんあるので、次回は何を書こうか文章をまとめながら考えておきます。

タイヤサイズやらかしてクソデカ外径なので、早く165/55に変えたい。