かずさんが投稿したカスタム事例
2025年08月11日 01時27分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
フォルツァに乗りはじめてリヤブレーキに違和感がありフロントのブレーキマスターの除き穴を見るとブレーキオイルが茶色っぽい😓
マスターの蓋を開けるとブレーキオイルが茶色😓
まぁ安く買い叩いたので何かはあるとは思ってましたがまさかこんな状態とは😥
前の持ち主の従兄弟も安さに惹かれて買ったのはいいけどこんな状態とは知らずよく事故らす乗ってたもんです。
ここからOHメンテの沼に突入します😰
まず部品を発注します。
取り敢えずブレーキマスターリペアキット(F.R)、ブレーキオイル2本、マフラーガスケットを注文しエア抜きの為内径5㍉のホース、パーツクリーナーをホームセンターで用意します。
ブレーキオイルを抜くとマフラー内部にヘドロみたいな糟が溜まってます😓
どんだけノーメンテで乗ってたのか呆れますね。
どっちにしろマスターは車体から外してばらすのでパーツクリーナー等で綺麗にします。
マスターリペアキットの構成はこんな感じです。
シール類はブレーキオイルを塗って組つけます。
マスターのピストンのダストブーツは劣化して固くボロボロです。
ダストブーツを外すとスナップリングがあるのでスナップリングを外してホース側からピストンを押してやるとマスターから抜けます。
ピストン等を外したらマスター内部を綺麗にします。
外したピストンです。スライム状の汚れというかブレーキオイルが変質した物体が絡み付いています😥
車も同じように長期間未交換で乗っていると同じような感じになっていると思います。ブレーキオイルは定期的に交換は必要ですね。
新しいリペアキットを組み込みます。
スナップリングがきちんと入っているのを確認したらダストブーツを取り付ければマスターでOHは完成です。これで片方は終ったのでもう片方も同じ作業をします。
両方終わったら車体に取り付けます。
マスターとホースを繋げる時はワッシャーは基本再使用せず新品に換えるのが必須ですが今回は再使用しました。再使用する場合は自己責任で。
組付けたらマスターにブレーキオイルを入れてレバーをニギニギしてエア抜きをしブリーダーからオイルが出てきたらシステムのエア抜きをします。
フロントはエア抜きがうまくいったのですがリヤがいくらレバーをニギニギしてもスカスカな状態でリヤキャリパーのブリーダーからブレーキオイルが出ない😓原因を見つけるため確認してみるとリヤブレーキ側のレバーを握ってリヤタイヤを回すとキャリパーは作動しているけどブリーダーからはブレーキオイルが出てこない。ブリーダーにシリンジにホースを繋ぎバキュームしてみると詰まって感じ。ブリーダー単体では詰まりはないのでリヤのブレーキホースをキャリパーから外しブリーダーを付けずホースが付く穴からエアガンで空気を送るとブリーダーの穴から空気が出ない😨この時点でキャリパー内部に糟が溜まりブリーダーの穴が詰まってると判断、キャリパーリペアキットとリペア済み中古キャリパーと値段がほぼ同じだったのとリペアキットを組むのも面倒になったのでリペア済みリヤキャリパーの中古をオクで落とし届くまで一旦作業中止。
この時点で汗を大量にかきながら2日経ってます😵
リヤキャリパーが届いたので作業再開。
親切にも新品銅ワッシャー付きです。
リヤキャリパーを取り付けブレーキオイルを入れてまたニギニギしエア抜きをしたあとブリーダーを緩めると待望のブレーキオイルが出てきました😂
しかしいざエア抜きをするとブレーキオイルも出てきてエアも抜けた感じですが握りしろが無くスカスカ😓ネットで調べるとフォルツァにはABS付きがありABSユニットの中のオイルが完全に抜けると一苦労するらしく更に沼に入りかける時にホンダウイングに問い合わせるとこの車両にはABSは無くメカの人のやり取りでブレーキラインの詰まりが怪しいと言われたのですが一応キャリパーは機能しブリーダーからオイルが出てくるのなら詰まりは無いと判断し更にデーターを調べるとフォルツァはリヤブレーキをかけるとフロントもブレーキがかかるコンビブレーキ仕様と分かり恐る恐るフロントを浮かせリヤブレーキをかけながらフロントタイヤを回すと効いていない😨
この時点でフロントキャリパーのリヤブレーキ連動のピストンの固着が判明。追加でフロントキャリパーもリペアキットではなくリヤと同じく面倒なので中古でオクで落札。到着迄また作業中止になりました😅ここ迄で暑さでフラフラになりながら4日経過してます。
ネタ的にはいいですが沼にはまってしまいました。安物買いのなんとやらです。
次回に続きます。