BGFKさんが投稿したカスタム事例
2025年09月10日 08時03分
□音楽を語り楽しみ感じるオーディオを □リンクはブログ「生音リファレンス」これまでのコンサート記録とオーディオについての断片的な考え □八王子オフ関連はLINEのオープンチャット「八王子オフ(カーオーディオ)」へどうぞ
おはようございます
今朝の朝活で
「分からないけど分かったこと」
アンプ=増幅回路では、
入力に対する出力比=ゲインを厳密に考えると
時間軸での出力比には位相角の要素が加わるらしい
へーそうなんだと思って
LTspiceで一般的なオペアンプの増幅回路に
正弦波1KHzを入力して、
10Hzから100KHzでの特性をみたところ、
ゲインの周波数特性としては大きな意味でバンドパスになっている(実線)ことと、
注目は破線で、1KHzでは0°なのに対し、
低周波方向では位相がマイナス、高周波方向へは位相がプラス、わずかに動いている
単一の正弦波を入れた時の挙動なので、
音楽信号を入れたときの動きはイメージがつかない複雑さが出てくるのは確かだろう
それでカーオーディオで考えると
ぱっと思いつくのは
各ユニットがバラバラに存在していて、
周波数を分割して、時間差をつけて出力したときに、
はたしてそれでこの位相角の回りの問題は解決するのだろうか?
問題がものすごく連続可変的な要素であるのに、4つとか5つの要素にぶった斬って、そこの時間軸だけ微調整して解決できるような問題とは到底思えない
DSPで調整された音についての自分の印象は、
ものすごくフォーカスが合っている音が目立つ一方で、
マスキングされて消えてしまっている音もあるなと、
その両極端な音だと感じることが殆どなのだが、
その理由の手がかりになっている気がした