ハイエースバンの愛車カスタムのコンセプトは?・自作エアロ・高速快適・車中泊に関するカスタム事例
2025年07月20日 15時33分
静岡県西部で、なにか作ってたりします。 基本フォロバしますので、気軽にフォローしてって下さいませ。 当方身体障害者で大きい施設では車椅子でないと移動出来ません。車椅子マークの駐車場を利用している画像も出てきますがご理解いただけたらと思います。
お題「愛車カスタムのコンセプトは?」
次はハイエース。
全車共通の車検対応、
そして
「高速快適車中泊仕様」
です。
ハイエースは子供が
「車中泊したい!」
と言い出したのが購入のきっかけ。
試乗してみたら予想外に良かったのでそのまま購入契約。
ただ難点もいくつかありましたのでそこを潰していく感じに進めました。
見た目と乗り降りのしやすさからの2インチダウン、
それに伴うトーションバーとバンプラ類、
乗り心地維持しつつアンダーに寄せたいフロント強化スタビライザーと減衰力調整式ショックアブソーバー。
そしてその足に合うタイヤ。
これ重要!
と、足回りはかなり手を出すことになりました。
この辺りは過去の車知識があったおかげで、迷走することもなくすんなりゴール出来ました。
そしてダウンフォースを発生させるエアロ。
最初は既製品を探しましたがそんなものはなく、自作することに。
これも過去の自作エアロの経験から、効果がしっかり出るものを作ることが出来ました。
ただ、リアの下の板・・・ディフューザーではなくアンダーウイングになりますが、効果を考えて作ったのはハイエースが初めてでした。
これが予想外に良かった・・・
上に付けるGTウイングなんかよりも効果が安定してる気がします。
カプチーノにも付けるようになったのはこのため。
余談かもですが・・・
上に付けるウイングの効果の不安定について。
トランクの上に付けるGTウイング。
大抵屋根より低くなりますが、空気の流れが屋根、リアガラス、トランクへと流れている速度域では効果は大きく得られます。
が、「剥離」と言うらしいですが、屋根から空気が剥離してリアガラスではなくそのまま後ろに流れ始めると、ウイングに空気が当たらなくなり、ダウンフォース効果は激減し単なる空気抵抗になってしますそうです。
3Dウイングは、リアウイングを屋根より低い位置に付けないといけないというレースレギュレーションから作られたもの。
ウイング両側は普通のウイング、屋根の後ろにあたる部分はダウンフォースが発生しないような形状になっていますが、これは剥離が発生した時に抵抗になりにくくするため。
両側がウイング形状なのは屋根ではなく車体側面を流れる空気はちゃんとウイングに当たるから。
レギュレーションに合わせてあえてダウンフォース効果が弱いウイングを作って、剥離前後の効果を安定させたわけです。
屋根より高い位置に付けるならGTウイング、
屋根より低く位置に付ける場合で剥離が発生する速度域なら3Dウイング、
屋根より低い位置に付ける場合でも剥離が発生しない速度域ならGTウイング、
ってのがダウンフォースを安定して得られることになります。
正直剥離とか風洞実験とかしないとわからないレベルなのでダウンフォース効果を考えたら抵抗にはなるかもですがGTウイングが無難と言えます。そのかわり効果は不安定。
そして3Dウイングはレースレギュレーションから作られたダウンフォースが弱いウイングであることを知っておくと良いかも。
とまあいろいろ書きましたが、高速での乗り心地と安定感と満足いく走りになってくれました。
ちなみにデザイン的には
「GRハイエース」
をイメージしたつもり。
図々しいですが・・・
また付帯効果ですが、アンダーになってるので、過重移動を積極的に使ってて曲げる仕様になってまして、山道を左足ブレーキ使って走るのがすごく楽しくなってます。
と、一般道でも楽しくなりました。
そんな車を作ってしまったのが大きく影響し、2022~24年と3年連続で北海道ドライブに行くことになりました。
静岡県浜松市から高速で11時間ほど走って青森県の八戸フェリーターミナルへ。最初の画像ね。
美瑛行ったり。2つ目の画像ね。
宗谷岬では2度ほど車中泊。3つ目の画像ね。
と、3年連続で北海道ドライブに行けてしまうくらいなので、かなり良い仕上がりと言えるのではないかと。
今年も計画してましたが、急な右足の悪化で中止に。
来年はまた行けるといいな。
ちなみに4枚目は宗谷岬近くの白い道ね。