カプチーノの切断・義足に関するカスタム事例
2025年10月15日 09時38分
静岡県西部で、なにか作ってたりします。 基本フォロバしますので、気軽にフォローしてって下さいませ。 当方身体障害者で大きい施設では車椅子でないと移動出来ません。車椅子マークの駐車場を利用している画像も出てきますがご理解いただけたらと思います。
今回は少し義足のことを。
現在自分が「運転用義足」と呼んでいるものは、自分が勝手に作った自作の義足です。
退院しても車の運転が出来ないと困る、
そしてなにより、今まで右足アクセル左足ブレーキで楽しく運転してきたので、今まで通りに運転したい!
という考えから自作で義足を勝手に作ってみました。
自作と言っても、右足切断前まで使っていた「足首用装具」と、高原骨折後会社復帰のためにしばらく使っていた「膝用装具」を組み合わせ、そこに切断されたヒザ下を差し込む部分を作って取り付け、そして必要な補強とクリアランス調整しただけ?
結構簡単?
今まで通りにアクセル操作が可能、
というか、右足が軽くなったことで操作性は今まで以上です。
これにはちょっとびっくり。
勝手に作ったわけですが、
製作後に主治医と義足技師さんに見てもらって使用許可を頂き、
免許センターに持ち込んで、この義足でアクセル操作が正常に行えることを確認してもらって免許の条件も更新済み。
そして、それなりの長時間運転でも全く問題なし。
運転用義足、大活躍!
大成功!
ただあくまで運転用でして、いろいろ補強や調整しましたが体重かけられるのは50%くらいまでで歩くことは出来ません。
拾い物画像ですみません。
自分が「本番義足」と呼んでいるのは、こんな感じのもの。
一般的な義足ですね。
病院に来ている義足技師主導のもと、決まったルールにしたがって製作されるものになります。
そのため補助金が出たり、保険が効いたりします。
ので普通は皆、このように義足を作ります。
そして一般的には、
足の切断後はそのまま入院し続けて、
前の投稿の型取りし、
足との接点、足が入るとこのことね、が調整可能な仮義足が完成、
そこから歩行練習しながら、パーツ変えたり、当たりの調整したりしていき、
足のお肉の形が落ち着いたところで足との接点をカーボンで作って完成となるそうで、
足の切断から、本番義足が完成するまでは半年くらいかかるんだそうで、
その間入院しっぱなしなんだとか。
本番義足が完成するまでは入院してるので、車の運転をする必要もなく、困ることもない・・・んだそうな。
自分、昔の9ヶ月半の長期入院もあって、入院大嫌いなので、そんなの絶対イヤ!
ということで主治医に理解していただいて、現在退院してる感じでして、その間に自由に動けるようにと自作したのが運転用義足です。
一般的な義足が運転に使えるようになるまでの「つなぎ」として作ったものってことになりまして、
一般的義足を「本番」と呼んでいるわけです。
今後も一般的義足は「本番義足」と呼ぶことにしますのでご理解を。
しかし、運転用義足を作ったことで、一般的には入院しているはずの時期に、車の運転を今まで通りに出来るようになり、免許センターで確認済み。
静岡まで家族ドライブしてN-2Bのヒイロ・ユイモデルGet!そして家族で初音ミクグッズを物色。
奥さんとナガシマスパーランドへ。
家族で飛騨高山までドライブ旅行。
軽井沢おもちゃ王国までドライブ、展示。
また奥さんとナガシマスパーランドへ。
京都のスポーツKカーミーティングへの参加。
さらに美味しいラーメン、スバゲッティ、和牛ステーキ弁当なんかも。
運転用義足の活躍により、かなり楽しませてもらいました。
そして製作そのものも楽しませてもらいました。
ホント大成功です。
今後は本番義足の製作を進めていきますが、本番義足と比較して運転用義足にもメリットありそうですので、今後も活躍する機会はありそうに思ってます。