VクラスのW638・W639・車中泊・キャンプ・阿蘇に関するカスタム事例
2025年07月19日 11時07分
title【 草原 】
いつも何気無く走行している草原
阿蘇の草原は人の手なしでは維持できません。
サバンナや高山などの自然的要因で草原化している自然草原と異なり、阿蘇では野焼き、採草、放牧を行うことで約1,000年もの間、草原は守られてきました。
その一方で、人手不足で野焼きができなくなったエリアは森林化が進み、明治時代にあった草原面積の半分以下になってしまいました。
阿蘇の草原は絶滅危惧種などが多く生息するスポットになっています。
また、野焼きによって地中に蓄積される炭素量は膨大で、地球温暖化にも貢献しています。
さらに、九州の水がめと呼ばれる阿蘇山は6つの一級河川の源流点です。
草原がため込む水資源量は、植物から蒸発、蒸散する量を差し引くと、森林よりも多く蓄えることができます。
野焼きを絶やさずに続けていくことは、阿蘇だけでなく世界的な環境保全にもつながるのです。
その阿蘇の美しい草原が見渡せる
平野台高原展望所(標高860m)
で車中泊。
瀬の本高原に広がる大草原と東にはくじゅう連山、南に阿蘇五岳と阿蘇くじゅう国立公園の全容を一望できる見晴らし抜群の展望スポット。
展望所付近にウォーキング案内表示された日焼けで色が落ち見えにくい看板があり、展望所から奥に進む道があります。
何の説明もありませんが、
ここから先は遊歩道みたいで立ち入り禁止表示無、道の周りは開けていて、とにかく展望がいいです。
途中に分岐があり、右に行くと急登、左に行くと回り道ですが穏やかな道です。
展望所から50分ほどで、この牧草地の最高地点に到着です,
山の名前は知りませんかが、1083.5mピーク(下赤谷三角点)があります。
東の猟師岳から南の阿蘇、東の南小国町まで一望できます
展望所からよりも遙かに素晴らしい。
西側の展望を楽しみつつ、
かなり急な道を登山と言うよりウォーキングなのですが
、牧草地の周りを廻る道は終始開けていて、展望が素晴らしいです。
平野台を一周するコースがあるみたいですが、
ほとんど情報は無く、
今でもわからなく、
たぶんこちらは、牧野の道だったかもしれません。
(牧野とは、畜の放牧や牧草の採取のための野原)
緑
緑
緑 の中にいると、
緑の中を走り抜けていく
真っ赤なポルシェ
を欲しくなります。