かずさんが投稿したカスタム事例
2025年09月14日 01時58分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
知り合いのバモスですが4月に車屋に車検に出し却ってきたのですがブレーキの効きが悪く排気音が大きく、エンジンチェックランプが点灯してるので車屋に持って行き診て貰ったのですが何故かこのまま乗っていても問題無いと言われたらしく一度診て欲しいとの事で診た所まずブレーキローターの腐食、マフラーの排気漏れが確認できたので取り敢えず部品注文し届いたので作業に入ります。
まずウマをかけてタイヤを外します。
写真は交換前のフロント右のローター。
腐食し錆の瘡蓋ができていてボロボロでパットの当たり面も1/4位と狭いです😓
これは左で当たり面は半分ぐらいで右よりはまだましですね。
よくこれで問題無いと言えますね。
純正ではなく社外品の新品ローターとADPEXのパットセットを使います。
キャリパーを捲るとパットの残量はまだありますが当たり面は段付きに減っています。
固着は無く新品ローターは取り付ける前にパットの当たる部分をパーツクリーナー等を吹いて保護材を落として取り付けます。
ローター固定用の皿ビスはステン製に替えます。
サクサクっと交換します。
交換作業中状態を見ながらしていましたがスライドプレートにブレーキダストの塊が付いていたので綺麗にしないでパットを交換したみたいですね。今回は予備に新品に交換するので当然スライドプレートはワイヤーブラシで磨いて綺麗にしてスライドピンも一応グリスは付いていましたが渇き気味で固かったので綺麗にしてグリスを塗ってから取り付けました。
片方も同じ作業をします。
パット、ローター交換が終わったら次は排気漏れ修理ですがここが一番酷い状態でした。
まず触媒とタイコの間のエキゾーストパイプの遮熱板の溶接部分に腐食で穴が空いていました。
本来はこの時点で新品交換となるのですが今回はこの箇所以外に穴あきが数ヶ所ありエキゾーストパイプ、タイコと交換するとなると安くても5万オーバーとなるのとボルトも腐食で痩せているのでお財布事情と相談で中古が見つかるまでの間鉄パテ+漏れ止めシールで持たす事に。
エキゾーストパイプのほうは遮熱板をギリギリ迄切り取り鉄パテモリモリで穴鬱ぎ😓
エキゾーストパイプのステーの遮熱板の溶接部分にも腐食の穴がありここは小さいので漏れ止めシール厚塗りで。
更にタイコのステーの内側と外側にクラックがあったのでそこにも漏れ止めシール厚塗りで取り敢えず対処。確認できた穴は全て鉄パテ&漏れ止めシール攻めで埋めましたがタイコの中も腐食で崩れてるみたいなのとフランジ類も腐食でボロボロで取り敢えず引き取り時よりは静かにはなった感じですがこれ以上は交換する以外は対処のしようがなく持ち主に純正か社外の中古を探し見つかるまでは取り敢えずこれで乗っていて貰う事で了承を貰い作業終了です。(取り敢えず柿本改を入札中)
チェックランプはリヤ側のセンサーを外してパーツクリーナーで綺麗にしたら消灯したので様子見です。
今回外したローター。
まあ左右よく似た当たり具合ですが腐食して錆の瘡蓋ができています。
外したローターの表です。
下が右ですが流石にこれだけ当たり面の面積が違うとブレーキの効きが悪くなっても仕方ないです。更に錆の瘡蓋が次々と剥がれていくと表面がガサガサになり一発でパットの残量が無くなりブレーキが効かなくなる事になりかねないのに何故問題無いと言ったのか不思議ですね。責任感が無いとしかいいようがないです。ブレーキは新品に替えたので取り敢えずは安心して乗れますね。
海沿いにいつも止めてあるのでパットだけでなくローターの状態もよく確認しましょう。