セルシオのジャンクションボックス修理・イルミネーション不点灯・ヒューズボックス・ジャンクションブロックに関するカスタム事例
2026年10月31日 11時35分
気づいたら最後の投稿から2年も経過していました。
特に車を売却したとかはなく、ずっと所有していましたがあまりネタがなかったので見る専になってましたが久々に投稿してみようと思います。
今回はドライバーサイドのジャンクションボックスの修理についてです。
30系あるあるらしいですが、ジャンクションボックスが故障するとヘッドライトを点灯しても車内のイルミネーションが点かない症状が発生します。
(個体によるとは思いますが)
この画像がその最たる例ですが、ヘッドライトを点灯しているのにも関わらずマルチ周辺部のボタンが点灯していないことがお分かりいただけるかと思います。
私の個体も1年半ほど前から症状が出るようになり、ここ1ヶ月くらいで全く点かなくなりました。
最初はジャンクションボックスを足で軽く小突けば点灯してくれていましたが、次第にそれも無効果になりました。
流石に夜のドライブ時のストレスだったので原因を調べた上で今回作業することにしました。
正常時はこんな感じです。
ここからは修理方法を順に追って記載していきます。
この画像はジャンクションボックス摘出後の写真ですが、まず最初はその摘出からです。
アクセルペダル右脇のカーペットを剥がすとジャンクションボックスは現れます。
簡単に摘出できるかなと思っていましたが、作業スペースが想像以上に狭いのでかなり苦労しました。
カーペットを最大限広げようとしても、アクセルペダルと干渉する関係で所詮この程度です。
ビス3本で留まっていてその取り外しはなんとかなるのですが、画像の通り狭い上にカプラーが大量に刺さっているのでこれを抜くのに苦労しました。
※念のためバッテリーのマイナス端子は外して作業しています。
ジャンクションボックスを家に持ち込み、ここからは原因部品を交換します。
まずジャンクションボックスを裏返し、赤丸部に止まっているビスを外し、基盤を取り外します。
※画像は基盤を既に取り外した状態です。
取り外した基盤の表面です。
この症状の諸悪の根源は大体こいつのようです。
このリレーは本来ヘッドライト点灯を条件に稼働し、それによる信号をコンソールに送ることでイルミネーションが点灯する仕組みなのですが、経年劣化で正常に作動しなくなるようです。
リレーのはんだ接合部です。
特にクラック等は入ってなかったので、私の場合は純粋にリレーの劣化と判断しました。
上が今回交換したリレー、下が取り外したリレーです。
互換性のあるリレーはネット上でたくさん売っているのですが、元々ついているリレーは稼働時に音が目立たないように静音化されているタイプのものらしく、今回の交換によってそれを損ないたくなかったので同じリレーを探して購入しました。
尚、一見ブランドが違うように見えますが同じです。
古いリレーの左上に記載されている「NAiS」は現パナソニックの旧ブランド名で、2008年にブランド名がPanasonicに変更になったようです。
今回はブランド名変更後に製造されたリレーを購入したので、刻印社名が異なっている感じです。
リレー品番は「ACQ131」です。
新リレーを実装した後の様子です。
後は基盤をジャンクションボックスにビス留めし、車体に取り付けるだけです。
ジャンクションボックスを取り付け、バッテリーを繋げて動作確認です。
ヘッドライト点灯によりイルミネーションが正常に機能するようになりました。
これで夜のドライブも楽しめそうです。
尚、今回の原因及び事例は如何なる場合のイルミネーション点灯不具合のそれと断定するものではありません。
もしかしたらリレー以外の不具合が原因でイルミネーションが不点灯になるケースもあるかもしれないので、もし作業される方がいらっしゃいましたら自己責任でお願いいたします。

