ムーヴキャンバスの通院に関するカスタム事例
2025年08月05日 15時49分
静岡県西部で、なにか作ってたりします。 基本フォロバしますので、気軽にフォローしてって下さいませ。 当方身体障害者で大きい施設では車椅子でないと移動出来ません。車椅子マークの駐車場を利用している画像も出てきますがご理解いただけたらと思います。
今日はまた通案日。
形成外科とリハビリテーション科。
先日の検査は循環器科によるカテーテルを使っての造影検査。
検査直後、循環器科の先生から、モモの血管のほぼ全体がボロボロなので、お腹からヒザまでの血管バイパス手術を提案されました。
なかなか厄介な・・・
とか思ってたわけですが・・・
本日形成外科で話を聞いたところ、検査後に形成外科、循環器科、整形外科、リハビリテーション科の先生で話し合って作戦をたてたそうな。
で、バイパス手術は無し。
これは右足をヒザ下で切断後に覆った肉が壊死などしてしまった場合、最悪ヒザ上で切断し直すことになり、その時にバイパスも切断することになってしまうためだそうな。
なるほど!納得。
その代わりに極力壊死しにくく覆う肉も多めにあるように、ヒザ下をかなり短めに切断。
なんかその後ヒザを上手く使えるのか心配になりますが、ここは仕方の無いところかも。
そして、「痛いから少しでも早く切断してもらいたい」という自分の希望と、HbA1cが順調に下がってきているところから、仮ではありますが8月末ごろに手術の枠を取ってくれたそうな。
これはすごくありがたい!
その後リハビリテーション科へ。
先生の他に義足作る方もきてくれてて、義足についての説明を。
こちらにも話がしっかり通っていたようで、ヒザ下が短い場合用の義足のサンプルを用意してくれてました。
なるほど!ヒザの皿まで覆って固定するんですね!
またシリコン製の靴下みたいなのを履いて、それにピンが出てて、そのピンと義足を固定することで、よりしっかり固定出来る・・・というのを検討中だそうな。
なんかかなり真剣に考えてくれてる感じです。
ありがたや~
また、義足が半年くらいかかるってのも解ってきました。
足と義足の接点、体重がかかるところが局所的になってしまうと、痛みが出やすく肉も痛めるので分散させる必要があり、義足の接点を仮作製、足との当たり具合を随時調整していき、肉の状態が落ち着いたところで義足の接点を本製作するんだそうな。
なんか無知で心配してたところが一気に解消した感じです。
これなら納得しておまかせ出来そうです。
さらに・・・
本製作の接点部分、サンプルは肌色に塗られてましたか、コンコンとしてみると薄くて硬い・・・
この素材なんだろう?と思ってたら、義足作る方が気が付いたようで
「これ、カーボンで出来てます。」
と・・・
「おお!なら、肌色ではなくカーボンの目をそのまま見せることも出来たりします?」
と聞いてみたら
「出来ますよ」
と・・・
素晴らしい!
リアルカーボンをそのまま見せる義足!
これはかなりテンション上がります。
リハビリテーション科、初めてじっくり話しましたが、患者との距離がすごく近く感じられ、素晴らしく有意義な時間でした。
義足リハビリ、楽しくなるかも?
あと、複数の科の連携も見事です。
ホントありがたいです。
感謝!