ノート オーラの10月も宜しくお願いします・オーラオーテック4WD・オーラニスモ turned e-power 4WD・乗り比べ・公道比較に関するカスタム事例
2025年10月04日 09時07分
ノートe-power nismo からオーラニスモtuned e-power 4WDへ(2024.8.24~) どうぞお気軽に! 数ヶ月いいねやコメント等での絡みがない方はフォローを外させていただくことがありますのでご理解ください。
【オーラオーテック4WD&オーラニスモ4WD公道走行比較レビュー】
カーチューンをご覧の皆様こんにちは👋😃
訳がありまして、私の手元にやってきたオーラオーテック4WD。
今回の投稿は
ニスモ4WDオーナーである私がオーテック4WDを乗ったら?をテーマにお送りしたいと思います。
前置きとして、、、
※オーラオーテックはスポーツSPECではありません。オーラオーテック4WDにスポーツSPECの設定が今のところはありません。
よってこちらの車両は、足周りや電動パワステ、走行用VCM等の走行性能に関わる部分はノーマル味というわけです。
ノーマルオーラとオーテックの違いは、主にホイールと専用エアロ、内装面にあります。ドレスアップに力が注がれた車と捉えていいと思います。
もしノートオーラで4WDを買いたい。ノーマルとは一味も二味も違ったオーテックとニスモにしたい。でもどちらにしようか分からない。。という方が居ましたら今回の投稿がその方の手助けとなれれば幸いです。
かなり長文になりますので
興味のある方は暇潰しにご覧ください(笑)
⭐同門対決 オーテックVSニスモ⭐
NMC日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社【NISSAN MOTORSPORTS & CUSTOMIZING】から繰り出された二台の違いは明確に異なるものでした。
それぞれの味の違いは?
先ずもって走りだしが感じる違いは
その【乗り心地】にあると断言していい。
乗り味比較 マットレスに例えるなら
ニスモ4WD(純正オプションレカロシート)→かたいマットレスだが、後味はスッキリしている。スパッと休み、スパッと起きることができる感覚。
オーテック4WD→低反発マットレス ある程度のかたさはあるが不快にはさせない。
柳のようにしなるような感覚。
シート自体のクッションの厚みもオーテックシートのほうに分がある。当然と言えば当然だが、、、コンフォート性は明らかにオーテックだ。
首都高C1.C2を4周しながらなぜこのような違いが生じるのかなけなしの脳ミソで懸命に考えたが、、
①サスペンションショックの違い
②シートの違い
③タイヤ、ホイールの違い
この3つが違うだけでも車の乗り味は大分変わる。
1つずつパーツを変えて比較する条件を揃えるテストは一般人が比較レビューする上で現実的ではない。総括していえるのは、サスペンション、シート、タイヤホイールの全てがかけ算的に絡み合って絶妙な乗り味を実現しているということ。
タイヤの銘柄は、トランt005a
タイヤサイズは205/50/17
ホイールは、オーテック専用17インチアルミホイール。こちらのホイールのリム幅は6.5J
エレガントなホイール。
※ニスモ4WDの場合
タイヤはミシュランパイロットスポーツ4
タイヤサイズは同サイズ。
ホイールはニスモ4WD専用のマット工法軽量化ホイール リム幅は7J
この違いはやはり大きい。
タイヤは路面と唯一接触する部分で、走行性能において大きな影響を持つ。
そのタイヤをどのように仕事させるかのホイールの役割は大きい。
タイヤホイールの受けたエネルギーはシャーシへどのように伝播していくか。
サスペンションの味付けは奥ゆかしい。
こんなことを考えながらドライブし、
シート全体から感じる路面のコツコツ具合、
ステアリングからわずかに伝わるタイヤのグリップ感を頼りに感じるものは、
トランザの方が、やはり静粛性で1枚上手。ロードノイズは少なく、乗っていてニスモよりは優しい。
ドライグリップ性能もC1深川線の急なカーブで分かったが、特段グリップ不足とは思わない。
んーーー。なるほど。しっとりコーナーを抜けていける。
静粛性も高次元で求めるならば、
ブリジストンのレグノを入れるのがいいのだろうと思うが、ここはコスト面との兼ね合いがあるのだろう。
私がこのオーテック4WDをさらにカスタムするならば、BBSホイール ×レグノで決定だ。それが似合う車だと思う。
ここでさらに追い込んでみるのが私nismoさん@の悪いところです。少しだけオーテック4WDを追い込んでみる
高負荷な領域【戦闘領域】では、
シャーシそのものの動きは想像以上に安定していた。姿勢変化は一定にとどまる。
しかし、トランザのグリップも怪しい顔を覗かせた。
いくら優秀な4WD制御でも高負荷だと話が変わってくる。
高速コーナーだとどうしても
サスペンションがフワついてくる。
街乗り領域を主軸にするどの車に言えることだが、高い速度域での車の動きは、デリケートになるものだ。ステアリング操作は【急】は避けたい。
とは言えどもさすが4WD。リアモーター搭載の110キロ増で、このコンパクトカークラスでは、信じられない安定感があるのも事実。セダンの乗り心地といっても強ち間違いではない。
しかし、ニスモ4WDと比べると、、となるとやはりニスモはニスモだった。高速コーナーは、絶品であったことを思いしらされる。
ニスモとオーテックの走りの違い。
【ハンドリング性能】まるで別物。
オーテック4WD→スポーツモードDおよびBレンジを選択。
ニスモ4WD→ニスモモードDおよびBレンジ時との比較。
オーラニスモオーナーであればご存知かと思いますが、ニスモ4WDはドライブモードをニスモモードに選択すると、
フロント・リアのトルク配分率が変わり、
路面状況にもよるがリアに最大70%近く駆動を持っていく。
その分フロントタイヤの駆動率を下げ、
タイヤのグリップに余裕が生まれるがためによく曲がるようになる仕組みだ。
このドライブフィールはニスモオーナーになるまで経験がなかったもので、なかなか独自性があり、面白い。
約一年間私はそれで慣れてしまった(バカになってしまった)ので、今回オーテック4WDを乗り、どれくらい違うのがが体感できたわけだ。
オーテック4WDでニスモと同じように走らせようとするとコーナーのエイペックまでで膨らんでしまう。体感車体一台分外にはみ出す。
駆動の感じもニスモ4WDはリアから押し出されるような力を感じるところ、オーテックではあくまでもニュートラル(4輪がフラットに回るような?)の感じなのだ。
ニスモになり、リアモーターのトルクが1.5倍に高められた恩恵は、コーナーで存分に得られることは間違いない。
これは、オーテック4WDを批判しているのではなく、目指す世界観がそもそも違うことをいいたい。
高速コーナーでの姿勢変化は、ニスモのほうがさらに少なくスポーツ走行に適している。おそらく補強も効いている。コーナーアプローチについては一度、サスペンションが沈み込んだら一定の姿勢変化に止め、そのまま高速で通過していく。
さらに言えば、コーナー中の安定性はニスモは素晴らしい。これはおそらく空力性能が寄与していると思われる。サラッとしているのだ。
オーテック4WDでは、この点コンフォート性を残しており、程よい沈み込み、すこしのロール感が残りつつも、コシのあるショック感のもとにコーナーを通過していく。
アクセルを踏み込めばこわいくらいに加速していくのはニスモとも変わらない。
速さもある。
ニスモの突っ張った性格がなくなり、
大人のツーリングカー要素を強く感じる。
ここに贅沢な感覚が生まれるのだ。
これはこれで気持ちがいいかもしれない。
大衆の方々はこちらのほうが好きであろう。
【アクセルレスポンス&コンピューターの味付け】
本当だった。
ニスモのエコモード=ノーマルオーラのスポーツモード
これは本当です。乗り比べると体感できました。
ニスモは、エンジンをかけたらデフォルトがエコモードDレンジでスタートする。
買い物だけの日常使いならこれで用が足りる。
このアクセルレスポンスとフィーリングがオーテック4WDのスポーツモードにした際のそれと同じ。
そのため、ニスモでバカになってしまった私はオーテックの乗車ではスポーツモードが一番心地よく感じてしまう。
ニスモでスポーツリセッティングを施せばさらに速度のピックアップが鋭くなる。
いつもが異常だったことに気付く。
せっかくなので、、、
オーテック4WDでのエコモード、ノーマルモードも堪能。
エコモード
→ニスモ基準で考えるとかなりダルに感じる。よっこらしょしてから速度がついてくる。踏み込めば遅さはない。これだからこそ上品に走れるのだ。
ノーマルモード
→レシプロエンジン車に近いフィーリング。回生が弱いため、フットブレーキを積極的に多用することになる。
これは私の感想だがフットブレーキを多用することで、オーラの標準フットブレーキの頼りなさが悪目立ちしている印象がある。やはり4WDだと車重も軽くはないため、メカニカルブレーキの性能も強化してほしいところだ。
ノーマルモードだとこの上なくなめらかなの感じを味わえるのは確かである。
スポーツモード
→他の大衆車と比べれば十分鋭い加速性能を持っている。
20キロからでも60キロからでも80キロからでも踏み込めばかなり力強い加速ができる。
0-100キロは6秒台です。GPS測定でも7秒台はかたいと思います。
何はともあれ、モード選択でミリ単位のアクセルワークが楽しめるところが日産のe-power技術の味わい深いところ。
【上質さを謳うオーラ】
オーラオーテックの良さは、そのパッケージングにあり。青糸をアクセントに装飾されたインテリアは上質さを際立たせる。
スポーツSPECではなくとも、もともとの素性の良さを生かした4WDで十分という考えもある。
走行性能以外でも、車欲を満たしてくれる要素がオーテックには数々詰め込まれているのだ。
BOSEのヘッドレストスピーカーから聞こえる音は心地よい。臨場感がニスモよりも格段に上なのだ。ニスモのレカロシートにも小型薄型のBOSEは内蔵できないかな(笑)?ほしくなる。
正直いうが、職場への行き帰りと買い物だけならオーテックのほうが快適である。
突き上げ感も極端に少ないし。
ただ、走りの刺激という点では、ニスモ。
オーテックは私にとってはやや優等生すぎるかもしれない。
この点、オーテックのスポーツSPECはどうなのかはたまた疑問である。どこかで試乗できる機会があれば乗ってみたいものだ。噂によると、オーテックスポーツSPECは、サスペンションや電動パワステの味付け、走行コンピューター、リアセクションにはパフォーマンスダンパーが奢られているようだ。
ただし、今のところ2WDのみの設定。
さて、最初に立ち返るが、この二台のどちらがいいかについては、オーナーが何を大切にするかで選んでよいと思う。同じ4WDシステムを積んでいる二台だが大分味が異なる二台。
⭐走行性能
限界が高いほうがいい。峠を攻めたい。
機敏な車が好き。
頭のネジが外れている・もしくはネジがない。
→それならばニスモ1択
⭐トータルパッケージ
エクステリアもインテリアもトータルで欲しい。音楽をよく聞く。人をよく乗せる。
→それならばオーテックのほうが幸せ。
それでも悩んだらシンプルに見た目だけで選ぶのも悪くない。
オーラオーテックのエクステリアに関してはぜひ実車を見て欲しい。フロントの造形は思ったよりも立体的であり、物好きをくすぐってくるものがある。
これをカッコいいと思う人は多いと思う。
ニスモはいかにも走りという感じだからこそ、そこに抵抗がある人はオーテックという選択なのだろう。
私は個人的にオーテックのフロントグリル下部の青いシグネチャーランプがたまらなくそそられる。カッコいい。
草加 竜泉寺の湯
屋上での1枚。温泉が好きで休憩してきました。こうみてもやはりカッコいい。
まだまだニスモが戻ってこないので
乗り遊びたいと思います。
長い投稿となりましたが、お読みくださりありがとうございます😁10月もよろしくお願いします。