デミオのタイロッドエンドブーツ交換・ロアアームボールジョイントブーツ交換・おしゃれDJクラブ・DE連合・自己紹介をお読みくださいに関するカスタム事例

皆様こんばんは、お疲れさまでございます、ヂ〜ですわよ。

今回もお友達の所で作業をさせていただきました。

本日は　ブーツ　交換　でございます。

この画像はお友達が撮影したものを使用してまして、左側はタイヤが前後浮いています、決して車高は高くないので御了承くださいませ。

場所はフロントの
タイロッドエンドブーツ
ロアアームボールジョイントブーツ
になります。

右側のタイロッドエンドブーツは、ディーラーで車検受けた時にタイロッドエンドごと交換させられました。
私の所のディーラーでは、タイロッドエンドブーツ単体では部品が無くタイロッドエンドAssyの交換になると言われまして、もう作業中でしたので渋々交換に応じました。
左側もその時にヒビが目立つと言われてまして、今回のホイール、タイヤ交換の時に確認しましたら、サックリ破れていたので今回の交換となりました。
ロアアームブーツもヒビが目立つので、もしそれが破れ判定がでたらロアアームごと交換になるかもしれないので(ブーツ単体で部品が出るのはこの部位は確認していません)タイロッドエンドブーツのついでという事で交換しました。
ちなみにおおよその金額ですが、タイロッドエンドブーツ及びロアアームボールジョイントブーツは一つ600〜1000までぐらい、それがタイロッドエンドAssyになるとざっと10倍、すなわち6500 〜7500あたりとさらに工賃ですからね。
そしてロアアームブーツの破れはもしロアアームごと交換となれば、アーム片側が１万円以上、ブーツが1000円としても約10数倍という非常に厳しい状態になるのでこれはもうディーラーに任せられないので(金銭的に)百戦錬磨wのわたくしが時間を割いて作業しました。

部品がタイロッドエンドブーツ2
ロアアームブーツ2
というセット販売のため右側タイロッドエンドブーツは予備として、または誰かに装着用として保存しておきます。

DE デミオは
タイロッドエンドブーツ　リング式
ロアアームボールジョイントブーツ　カシメ
となるのでカシメ用に上記のような簡易インサーターを用意します。
簡易といっても内径は寸分の狂いもなくジャストフィットするモノを使用しました。

ちなみに上下でサイズが1ミリ違います、この1ミリの差がこの後の作業で意味が分かります。

タイロッドエンドブーツはタイロッドエンドさえ外せばリング式なので、そのリングをマイナスドライバーでこじればすんなり外れます。
写真はブーツを取り外し、清掃、パーツクリーナーで脱脂、モリブデンコーティングスプレーでコーティングした状態です。モリブデンが表面に皮膜を作り、ドライ状態でも潤滑性、耐摩耗性を向上させます。

この黒いう○こみたいなのがモリブデングリスになります。
私はこのグリスを持っていなかったのでお友達の所へ行き、グリスを分けてもらいました。
お友達はこのグリス、蛇腹で25センチぐらいありましたので多分一生分もつでしょうねwと話していました。
ドラシャに入れても３回分はありましたwww

モリブデンスプレーをしてからモリブデングリスを貼り付けていきます。
私はブーツにグリスを入れる派ではありません。
シャフト側にテーパー状に盛る派です。

ブーツをセットしリングをはめ込みます。
リングの装着にかなり苦労しました。
なにやら発煙筒がリング装着のSSTになると聞き、お友達にそれに似たやつを作ってもらったのですがあと一歩のところでダメでした。
そして私とお友達の発煙筒はスリムタイプで径が合わず断念、マイナスドライバーでチビチビと10分ぐらいかかってリングを装着しました。
リングの先でブーツを破らないように作業される方はご注意くださいね！

ロアアームボールジョイントブーツはいきなり取り付けからですw
グリスで手がギトギトなのと集中モードなので何枚か盗り損ねています。

この場所はカシメタイプなのでインサーターを2つ重ねてハンマーで打ち込んでいきます。
途中インサーターが一つと適度なレンチソケットを使用して確実に打ち込んでいきます。
ハミ出したグリスを拭き取り、確認します。

左側がロアアームボールジョイントブーツ
右側がタイロッドエンドブーツ

ニトリル手袋の手はお友達です。

新品は気持ち良いですね。
これで万が一の大きな出費も防げました。

左側がタイロッドエンドブーツ
見事にパックリ割れています。
右側がロアアームボールジョイントブーツ
伸ばすとヒビが消えますが、縮めるとヒビが目立ちます。
最近ブーツの破れ判定が厳しいとかなんとか。20年ぐらい破れないブーツを開発してもらいたいですね。

お友達の手ですwww

ロアアームボールジョイントブーツは左右交換しました。

ふつくしい…

作業はこれだけではありません、今度はお友達の車もタイロッドエンドブーツの交換です。
ナックルにすでに緩くなったグリスの滲みがあります。
これでは車検が厳しいので交換となります。
今回はわたくしが助手、インサーターとモリブデンコーティングスプレーを私が用意、グリスと場所ををお友達が準備 と素晴らしい連携ができました。

撮影してる人を撮影wwwwww

カシメもインサーターとボックスで素直に入り、あっという間に完成しました。

インサーターの1ミリの差は大きい方がお友達の、小さい方が私の、と使い分けていました。
ほんの1ミリ、されど1ミリ、その違いでどちらもシンデレラフィットですwww

という13時過ぎから16時にまでかかり楽しく作業させていただきました。

今回はブーツのみ交換でしたけれども、放置してグリスが切れてサビたり、ボールジョイントにガタがある場合はその部分の交換になるのでまずは破れの確認、破れていたらガタの確認、それからの部品発注の流れになりますのでもし作業される方がいらっしゃいましたらそのあたりの点検もお忘れなくお願いいたします。

ごきげんよう