ハイラックスのヘルパーエアサスが進まない・電磁弁・ウォーターセパレーター・tactix・エアサスに関するカスタム事例
2025年11月16日 23時31分
ヘルパーエアサスの道
運転席からエアスプリングに空気送ったり抜いたりしちゃいたい。
数ヶ月前から夜な夜な進めていた内作。
エア圧力制御系界隈がいい感じになってきました。
レイアウトはこんな感じ。
ケースはお馴染みのTACTIXのちょっと大きいやつ。
元々防水仕様らしいので、車外の設置でも耐久性がありそう。
過去10年以上前に、目的なく買い集めて放置していたデッドストックから適当にパーツを漁る。
オヂィ残骸であるエアスプリングの耐圧psiがわからないので、エアスプリングのエア圧力を調節できるようレギュレーター付きにすることに。
圧縮空気にはドレンの発生が付きもの。しかしウォーターセパレーターがこのケース内に収まらない!
どのみち溜まった水分は路上放出しするし、セパレーターの下部はいっその事ケース外に突き出してやる。
せっかくの防水ケースだが、防水もクソもあったもんじゃない。
適度に場所決めて開口。
端材のアルミのアングルを小細工して、ケース内に収まるようにコンパクトなブラケットを製作。
地味にしんどい。
パーツができては配置しての繰り返し。
結構しんどい。もうしんどい。
組み立ててはバラしを繰り返すこと十数回。
しまい目には「またガラクタ見とる」と言われる始末。ガラクタではありませんよ。
付属のブラケットは迷惑系Diyerの設計に合わないので、固定部材はほぼオリジナルで作るハメになりそう。
レイアウトはこれで行きました。
①エアタンクからのエアを受けて、エアスプリングに加圧するための電磁弁
②エアスプリングに水分が入らないように、経路途中にウォーターセパレーターで水分分離
③エアスプリングのエアーを大気解放して降圧させるための電磁弁
④エアスプリングにかかる圧力をモニターするゲージ
チーズやエルボは、社畜の設備室の廃棄する食材で賄う。0円食堂的な。
ユニオン継手たちはモノタロウで購入しました。
車載するので結構な振動に晒されるはず。
金属疲労の観点から、ウォーターセパレーターで製作したブラケットのみで全てのパーツは支えきれない。
継手のパーツにいつか亀裂が入りそうな予感がする。
電磁弁にちょうど良いネジ穴があったので、最近導入したスリーデープリンターを使ってブラケット作成。
暇すぎる学生に現物合わせで採寸から製作までを外注。
おとっつぁんのニーズに合わせて、ナットの廻り留めとか、上下の微妙な位置合わせのための長穴にしておくとか、いろいろ小技も覚えたみたい。
この画像は改良型2号機。
試作1号は垂直な立ち上がり形状で、先の振動に負けて亀裂が入りそうな出来栄え。
立ち上がり角部の補強リブはキツく指導して追加しました。
「お客様が使われる環境を良く考えてデザインするように!」と。
お!いいじゃないの〜。
このネジは、DDRを分解した時の基盤を固定していたステンレスのネジです。
100本くらい有り余っています。
まだまだ残工事は続く…。
