LSのUSF40・LS460中期・純正流用・ローダウン・先人達の知恵に関するカスタム事例
2025年11月26日 08時19分
いままで先人達の知恵であるエアサスのハイトセンサーの調整でローダウンしていましたが、先日入手したLS発売直後の当時物のVIPカー雑誌にて気になる情報を目にしました。
それは "リア側のハイトセンサーのロッドを20系セルシオ用のものに交換するとさらに車高が下げれる" というもの。
フロントはまだまだ下げ幅があるのですが、リアのセンサーロッドは限界まで下げ側へ調整しても30mmほどしかローダウン出来ないので、正直物足りなさがありました。
新品左右分で5000円ほどとべらぼうに高い部品でもなかったので、この情報を信じて早速部品商へ注文することにしました。
UCF21セルシオ純正 エアサスセンサーリンク
トヨタ純正品番
48909-50030
48909-50040
左右で品番が違いますが、違うと思われる部分は取り外して使わないのでどちらか片方でもいいと思います。
注文してから2日ほどで届きました。
左の綺麗なほうが21セルシオ純正、右のきったねぇ方がLS純正のセンサーロッドです。
比べてみると長さが全然違いますね。
セルシオ純正のロッドですが、新品の状態だとステーみたいなのが一緒についてくるので、ステーを取り外してロッドだけの状態にしてから交換していきます。
写真はすでにステーを撤去してあります。
取り付けました。
長いロッドを取り付けることによって純正の調整幅以上にセンサーの位置が変わり、さらに車高が下がるという仕組みです。
とりあえず様子見で純正ロッドのノーマル車高の位置に取り付けていきます。
めちゃくちゃ下がりました。
ノーマルの位置でタイヤにカブるぐらいの車高になりましたが、さすがに下がりすぎたので上げ方向に調整していきます。
ロッドの取り付け位置を調整して試走、地面からフェンダーまでの距離を前後左右測定、これを繰り返します。
正直これがいちばん面倒くさい。
調整と試走を何回か繰り返したのち、最終的に純正ロッドでの全上げ位置に調整するとノーマル車高から約50mmダウンの状態になることが判明しました。
すごいですね、LS純正ロッドで全下げの状態よりもセルシオ純正ロッドで全上げのほうが車高が低いとは。
ちなみに左後ろだけ数ミリ低いです。もうええでしょう。
気分転換にトムスの20インチに戻してみました。
トムスのほうがツライチに近いのでローダウンした後だとこっちのほうが似合ってますね。
決して、車高調整と試走を繰り返してるうちにフロントロアアームのブッシュがお亡くなりになってアライメントがズレたから交換するまでのあいだ少しでもネオバを温存するためだとか、そういうのではありません、決して。
Before
After
離れて見ると20mmの差ってあんまり変わってないように見えますね。
女性が前髪の毛先を切ったことに気付ける紳士な方であればこの車高の変化に気づけると思います。
前と違うのは車高だけではなくここからさらにローダウンが可能になったことです。これがいちばん重要なんです。
ただ、これ以上車高を下げたりツラをこだわるのであればツメの加工が必須ですし、ツメをかわすのであれば干渉しないホイールサイズやタイヤサイズ選びが重要になりそうです。
トヨタ系セダンのツメ、硬くて分厚いからあんまり触りたくないんだよなぁ。
