マーチのシフトノブ交換に関するカスタム事例
2025年12月19日 12時06分
マーチ12SRのシフトノブを交換します。
ネジ山が切られてるタイプかと思いきや、ハマってるだけのK12マーチ。
このままだと汎用シフトノブが使えないので、ダイスでネジ山を切って交換します。
ネジのサイズはM12×1.25がオススメです。
大体の汎用品が使えるのと、後述していますがシャフトのサイズが11なためです。
まずはマックでシェイクを買います。
この工程は非常に重要です。
おいしい。
純正シフトノブを外します。
上に引き抜けばOKです。
割と力が要りますが、抜ける時は一瞬で抜けるので顔面をノブで強打しないようにしましょう。
普通に痛かったです。
シフトノブを抜くと白いプラスチックパーツが出てきます。
これを破壊しながら取り外していきます。
上手くやれば破壊せずとも取れるらしいですが、まぁ無理でしょう。
マックシェイクは、蓋を使います。
カッターで少し切込みを入れてシャフトにねじ込みます。
破片や切削油の飛散防止です。
バキバキに破壊します。
後戻りは、不可。
取れました。
20年間お疲れ様。
ダイスを使ってネジ山を作ります。
M12×1.25のシフトノブを買ったのでその径とピッチのものを選びます。
M10×1.25でも良いですが、シャフトのサイズが11なため、かなりの苦行を強いられます。
M12で問題ありません。
径とピッチが刻印されている面が切断物に当たる向きにセットします。
水平になるように気をつけてください。
最初の水平に当てるところさえ気をつければその後は安牌です。
切削油を垂らしながらネジ山を切っていきます。
バ先のラスペネを使います。なんと贅沢な。
自分のお金ではないラスペネは使う量がいつもより増えますね。
ネジ山を切る時は一気に切るのではなく、締まる向きに回してネジ山を切っていき、緩む向きに戻す、締まる向きに回して戻す、を繰り返していきます。
ネジ山が切れました。
これくらいまで切ればまあいいでしょう。
せっかく破片を蓋でガードしたのにそのまま外すと飛散するので、養生してから取り外します。
今回選んだシフトノブはクスコの丸いやつです。
競技で使ってて丸型が1番良かったのでこれにしました。
いい感じです。
シフトパターンを上に貼るとポッコリ感が気持ち悪いというレビューがあったので、違うところに貼りました。
純正より形が手に馴染みやすくなり、軽くなったのでシフトフィールにカッチリ感が出ました。
オススメです。
