カプチーノの義足に関するカスタム事例
2025年11月24日 03時58分
静岡県西部で、なにか作ってたりします。 基本フォロバしますので、気軽にフォローしてって下さいませ。 当方身体障害者で大きい施設では車椅子でないと移動出来ません。車椅子マークの駐車場を利用している画像も出てきますがご理解いただけたらと思います。
フェスタ城北を見に行った後は、家に帰って義足作り。
今回は先日書いた、考えがまとまった案のもう1つ、
歩行用義足ver.2.0
です。
先日カインズに買い物に行った時に、丁度良さそうなものを発見!
発泡スチロールの保温箱?
サイズがぴったり!
歩行用義足ver.2.0、
元々はこんな感じのものを考えてました。
立っている高さで移動出来れば歩くのと変わらないかな?
なら右足はコロでもいいのでは?
という考えです。
しかしこの製品は、クッションに立てヒザで載せる作りになってまして、自分の足だとちょっと心配です。
自分はおしりで支えたいのでクッション部をもっと高くする必要あり、またハンドルで方向を決める必要ありで手がフリーになりません。
どう改善、加工すればいいのか考えた結果・・・
コレ。
室内用車椅子を使うことにしました。
何よりローコストで作れそうです。
車椅子を折り畳み・・・
この状態でも、この松永製作所の車椅子なら幅は30cmくらいになります。
座面、背もたれの青いクッションのおかげで、座り心地が良い代わりに折り畳み時の幅は広めです。
そのおかげで折り畳み状態でも結構安定してますので・・・
今回買った保温箱をひじ掛けの上に載せておしりの高さにすれば、そこに座る感じで歩けるのでは?
試した結果、フタを外すと丁度良い高さになりそうです。
また、予想外に保温箱の強度が高かったので試しに・・・
見た目には
これは歩いてるの?
って見えますが、
本人の感覚では、立った高さのまま簡単に移動出来るので、今までで一番歩いてる感じがしました。
これは楽でイイ!
保温箱をこんな感じに加工しました。
クッションや追加補強を考慮して2cmほど低くなるようにカットしてます。
フタをカットして削って中に貼って補強。
さらにアルミL字アングルを貼って、車椅子が開かないように、保温箱がひじ掛けから外れないようにしました。
ちなみに・・・
保温箱はほぼ1000円。
L字アングルは1つほぼ1000円・・・高い・・・
材料費はここまでで3000円程度です。
全体で見たら結構ローコストかも。
イイ感じに収まりました。
この状態でも十分使えそうなので、しばらくこのまま使ってみて、改善点を考えていくことにします。
