あきとさんが投稿したST30・キャリイ・チャンバー・溶接・旧車に関するカスタム事例

お疲れ様です。
ST30キャリイのチャンバー製作は無事に終了、オーナーさんに納車しました。
それでは製作風景と音チェックしていきましょう😇

こちらがチャンバー本体。
左側の円錐がダイバージェットコーン、右側がコンバージェットコーンです。

納期の関係で肌は2B、SUS304、板厚はt1.0をチョイス。

最初はt0.8で作ろうと思ってましたが、クラック等のリスクを考えt1.0にしました。

長手を溶接して

周はポジショナーにて溶接。
やはりウルトラシールドノズルは溶接の難易度は上がりますが、克服の対価として理想的なシールドが得られます。

配管系の留め具を使ってハンガー製作

完成。
写真ではあっという間ですが、エビ部分など微調整にはそれなりの手間と時間がかかります

因みに静音仕様にしたい時向けに、こちらのインナーサイレンサーも用意。
そのままでは入らないので、バッフル外径を旋盤でΦ0.9程ひきました。
かなり静かになります。

こちらは交換前

アングルが違いますが、こちらがワンオフチャンバー交換後。

荷台に乗ってるのが元々装着されていたチャンバー。不思議な作りですね。

高音域が良くなりました🤤

走行動画です。

3500〜4000で鳴きが出ます。
ハウリングしてる感じ。
手前味噌ですがめっちゃ良い音になりました笑

肝心の特性ですが、低速域はかわらずに高速域は伸びが良くなりました。
今までは4500でバラバラと吹けが悪くなり、5000で頭打ちでしたが
交換後は4000から伸びが増し、6000まで行けちゃいます。

ただそうなると、キャブセッティングや点火時期の見直しが必要ですね。
まだまだ回りそうな勢いです👍

最後は我が家のおチビで締めたいと思います🤤

今回は初めて自分以外のマフラー製作でしたのでガチで気合入れて製作しましたし、オーナーさんにも大変満足いただきました。

ですが商売ではなく趣味の域なので、今の所は製作依頼等受け付けておりません。

今回は私自身もオーナーさんもかなり満足度の高い１本になったかなと思ってます。
ありがとうございました🙇