KOMUHISA 🏁 さんが投稿した雪道をなめないで⚠️に関するカスタム事例
2021年01月15日 11時49分
コミュニケーションの障害があります。人見知りな所がありますが、宜しくお願い致します。 hisakomuxrdogs296@gmail.com
ドライバーなら必修項目!! 雪でスタック&立ち往生した時に覚えておきたい注意点
気候変動による温暖化の影響もあってか、今年は日本海側の降雪が一段と激しい印象だ。暖冬は湿った空気が流れ込んでくるために、むしろ降雪量が増えることも多い。
雪国在住のドライバーであれば、降雪時や凍結路での走り方、注意点なども心得ていることだろうから、ちょっとやそっとでは立ち往生なんてすることはないだろう。首都圏以西のドライバーが地元で大雪に見舞われたり、雪が降っていないからと夏タイヤのまま降雪地帯を訪れることで、立ち往生してしまうことは珍しくない。
となればロードサービスに救援を依頼して……なんて考えている人もいるだろうが、それは2つの点で問題があることを覚えておくべきだ。ひとつは豪雪地帯などでは都市部以外では通信環境がキャリアによって大きく変わることが珍しくない。郊外では通信圏外になってしまい、ロードサービスを呼ぼうとしても難しい場合もあるのだ。
また、大雪などで自分が立ち往生してしまってロードサービスを呼ぼうとしているという状況であれば、ほかのドライバーも同じような状況にあることも多い。つまり救援の依頼が殺到して、ロードサービスはパンク状態になり、呼んでも到着まで何時間も待たされる、なんて状態もあり得る。つまり旅先や慣れない大雪で立ち往生してしまったら、救援を呼んでもすぐには来てもらえないと思っていたほうがいい。
ということは何らかのハプニングで立ち往生してしまうことを想定して、自力で脱出できるためのスキルやアイテムを用意しておくか、長時間の救援待ちに耐えるだけのグッズを搭載して、不安なく待てるだけの準備をしておくべきなのである。どの程度までアイテムやグッズを用意するかは、個人の不安度やクルマの特性、積載スペースなどで判断すべきだろう。
今回はもしもの時のために押さえておきたいポイントを解説していく。
毎冬死者も… 立ち往生で要注意の除雪ポイント
救援を待つ間は、エンジンを掛けて暖房を使っている間は換気に注意しよう。基本は空調を外気導入にして、少しだけでも窓を開けておく。マフラー出口付近を雪が塞がないよう、時々降りてチェックや除雪をすること。排気ガスに含まれる一酸化炭素が車内に入ってくると、中毒死する危険性がある。
閉めっきりで内気循環にしていると二酸化炭素濃度が高まり、これも眠気を誘う。結果として車内に一酸化炭素が侵入しても気付かずに危険な環境になることになってしまうので、寒くても換気とマフラー出口の確保だけは忘れないようにしよう。
マフラーまわりはもちろん、ドアまわりに積もった雪も量が多くなると重たくなり、ドアの開閉ができなくなるので、こまめに取り除く必要がある
スタック&立ち往生した時に覚えておきたい注意点、持っておきたいアイテム
・折りたたみスコップ(シャベル)、脱出用プレートやラダーを積む
・けん引ロープを積む
・スタッドレスタイヤでも厳しい路面があるので、緊急用に金属チェーンを常備
・バッテリー上がり対策に、リチウムイオンバッテリーを内蔵したジャンプスターターや、ブースターケーブルを常備
・応急用のコンパクトな毛布など身体を暖めるものを搭載する
・立ち往生したら一酸化炭素中毒にならないように、マフラー周辺の雪をこまめに除雪する