インプレッサ WRX STIのST XTA Plus3・DIY・愛車カスタムのコンセプトは?に関するカスタム事例
2025年09月23日 00時55分
STのXTAプラス3を取り付けする編。完了。
付ける前は「組んである車高調同士を入れ換えるだけだから楽勝楽勝ぉ!」とか馬鹿な事を思っていた時期が私にもありました。結局、4時間掛かりました。
遠因は、フロントがラルグス車高調よりヘルパースプリングの分だけ全長が長く、1G締めしてあるサスアームが落ちなくてハマらず、アームの付け根とスタビリンクを全緩めしてほぼバラし状態にする必要がありました。
リアはサクサクで、こちらはヘルパー無しです(スプリング上部の巻き数が増えて疑似ヘルパースプリングのようになっている)
これで当日終了。
別日にアライメントをやりましたが、2時間以上掛かってます。今度はリア。
ピロアッパーではなくサスペンション下部の取り付けネジが馬鹿穴なのでココでキャンバー角を決めるのだが、目印も目盛りも無いので、角度つけて仮止めしてホイール付けてレーザーターゲット付けて〜を4回やってまだ合わない(笑)ほぼほぼ合ったところで諦めて、アライメント終了。
と思ったらステアリングセンターが右にズレてる。翌日にタイロッド回して微調整。車が古いので合わせきれない。ほぼほぼのところでキリとする。どうせ馴染んだらもっかいやり直すし。
XTAの乗り味の感想はまぁいらんでしょ。ここは感じ方が人それぞれたし、なので万人に分かるメリットだけ。
値段はほぼ50万円ですが、これは私が街乗りからサーキットまでをカバーする足回りを求めたからで、サーキット走らないならランク下げた方が良いしコストもガッツリ下がります。30万円切るくらいか?
それよりも、巷のよくある20万円前後の足回りを買って、2年20000キロ程で異音が出たりヘタってきて買い直すくらいなら、基本的にノンオーバーホールで使えるこちらの方がトータルコストは安い。しかも3Wayダンパーだし。
高いだけあって接地感やライドハイドは極めて良好ですし、速度域や旋回中の接地感が一定です。
↑の写真がフロントサスペンションで、こちらがリア。見ると分かるけど明らかにリバウンドストロークが有ります。
ハイグリップタイヤを履きこなすにはそれなりに固い(踏ん張る)足が必要だけど、固めるとストリートでは跳ねるとか接地性が悪くなったりするんだけど(峠とか特に)これはリバウンドストロークあるのでギャップに入っても接地してるので踏めますね。
ブレーキングでも街乗りで分かるくらいリアが効く。前後でブレーキ掛かるのが分かる。GDBってリアがストラット方式だから200キロとかでフルブレーキするとリアが浮くんだが、それの抑制にもなるかも。RAはGTウィングでも抑えているけど、サスペンショングリップはあればあるほどいい。出来ることの選択肢が増える。
結論、買って損は無い。