TT RS クーペのローター研磨に関するカスタム事例

またまた、ローター研磨ネタです。
興味のある方だけ、どうぞ。

上:1回目の研磨
非分解式の2ピースローターは、研磨刃がビビって跳ねてしまい、ローター表面にミクロ単位の無数の凹凸

凹凸の厚い薄いの差（硬い柔らかい）で、パッド圧力が同一でも、ローターの削れ方に強弱が発生し、段付き摩耗が発生。
踏めば踏むほど、段付きが激しくなり、結果、ペダル波打ちと、全速度域で激しいジャダーが発生。
0.1〜2mmでも、そうなることが勉強になりました。

下:再研磨
切削機械を変えて、ゆっくりと時間をかけて研磨してもらったら、表面が滑らかになりました。
ワンピースローターほどではないが、かなり綺麗な仕上がりです。
結果、ジャダーも無くなり、ペダルの波打ちもなくなりました。

研磨屋さんいわく、アウディのこのローターは仕事を受けないか、加工賃を上げないと割が合わないとのことでした。

そして、久しぶりに安定したブレーキができましたよ✨

でも、2回研磨したので、使用限度以下の厚みになってしまいました…

明日、80km離れたショップまで、NEWローターを引取りに行きます。

今回は、良い勉強になりました😂