BGFKさんが投稿したカスタム事例
2025年10月13日 16時16分
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これまでの実践と経験から印象的に得ている部分の検証を、AIも使ってやってみたらとても収穫があった
知ってる人(そんなに多くはないと思うが笑)からすれば当たり前だよ的な内容ではある
この図とグラフは、
自分がオペアンプを使ってる回路でよく登場する、
クワッドバッファ(右)と、増幅率11倍のオペアンププリ(左)で、1KHz正弦波を入力した際のFFT比較で、
この2つの回路は、帰還の抵抗の1箇所のみの数値が違うだけで他は全く同じになっている
(正確にはクワッドのほうは4並列になってる)
特に左のオペアンププリは、自分が最初に作った回路でとにかく基本中の基本みたいなところがある
で、このFFTでは左のでは3KHzの高調波歪が目立つのにたいして、右は「ない」
回路の違いはゲインが11倍か1倍かの違いである
これはこれまでの自分の使ってきた印象にも符号するところがあり、すなわち、
バッファの回路では音が悪くなった、というのはなく、一方で増幅率を大きくとった回路では「それほど音は良くない」という印象だった
そこでGoogle検索でAIモードで聞いてみたら
いきなりその通りの回答が。
続いて、なら何倍までならいいのよ的な質問をしたら↑が
結局、ゲイン1倍で使えが推奨とのこと
ここからいくつかさらに腑に落ちることが
・PTR-2400が音質的に突き抜けきらなかった原因として、電圧増幅段にオペアンプを使っていたこと
このアンプがそうしていたのはサブウーハーをブリッジで駆動させることを念頭に、それをやりやすい回路としてそうしていたんだろうなというのが改めて
・カセットテープのアナログ再生の課題として、ノイズだけでなくいかに低歪で数百倍の電圧増幅をするかというのがあると思ってたが、
そこにオペアンプを噛ませるとあまりいい結果は望めそうもない
・既存のパワーアンプで、メイン回路の手前の入力部にオペアンプが入ってる例が大半であるが、どういう入り方をしているかによって音質はかなり影響うけるだろうなという点
幸い、今日のこの発見に関わらず、今使ってるZR120、360では音質に振った改造、ZR600は音圧優先のプチ改造にしていて、実機の修正は必要ないという結果で安心した笑