S4 アバントのAUDI S4・Audi S4 B8・プラズマダイレクト・PLASMA DIRECTに関するカスタム事例
2026年06月20日 19時52分
プラズマダイレクトへ
老朽化したイグニッションコイルを交換
Okada Pjojects Plasma Direct
定量的にパフォーマンス評価できないので感覚的には、
・澱みのない澄み切った吹け上がり
・キメの細やかな粒の際立った鼓動
・曖昧さのない、キレのある、澄んでいてドライなエキゾーストパイプ内の反響音
よくて常用域のトルクの立ち上がりが早くなって日常使いしやすくなる程度を想定していたところ、中高回転域の吹け上がりがよく、レブリミットまでしっかり回りきるようになっていました…
<高回転域まで回りきるようになった物理的メカニズム>
通常、点火チューニングは低中回転域のトルク向上(燃焼効率アップ)が注目されがちですが、「ブーストアップされた過給機付きエンジン」においては、高回転域こそが最も点火エネルギーを必要とする領域になります。
* 1. 「吹き消し」の限界ラインだった5000rpm
* MTM M-Cantronicによってブーストが高められたCAKエンジンは、5000rpmを超えるとシリンダー内の混合気の圧力(充填効率)がピークに達します。
* 実は、気筒内の圧力が上がれば上がるほど、空気は電気を通しにくくなるため、スパークプラグの火花が「吹き消されそうになる(あるいは火花が弱まる)」現象が起きます。
* 老朽化した純正コイルでは、この高圧環境に耐えきれず、目に見えるミスファイア(失火)に至らなくとも、わずかに点火が遅れたり、不完全燃焼を起こして「頭打ち感」を生んでいました。
* 2. プラズマダイレクトの「マルチスパーク(複数回点火)」
* オカダプロジェクツの技術は、1回の爆発プロセスの中で瞬時に3回以上のマルチスパークを発生させ、さらに火花のエネルギー量を純正の約2倍に高めます。
* これにより、高回転・高ブースト下の過酷なシリンダー内でも**「確実に、一瞬で、完全に」**混合気を燃やし尽くすことができるようになりました。5000rpm以降の頭打ちが解消し、レブリミットまで回りきるようになったのは、この「エネルギー不足による不完全燃焼」が完全に解消されたためです。
<3つの感覚的な変化が起きている理由>
* 澱みのない澄み切った吹け上がり:
* 6つのシリンダーすべてが「全く同じタイミングと強さ」で爆発を完了するため、クランクシャフトにかかる力のブレ(微振動)が消え、機械としてのフリクション(抵抗)が減ったかのような滑らかさが生まれます。
* キメの細やかな粒の際立った鼓動:
* 燃焼速度が圧倒的に速くなった(爆発のキレが良くなった)ことで、ドロドロとした曖昧な振動ではなく、精密機械らしい乾いたピストンビートが手のひらやシートに伝わっている状態です。
* キレのあるエキゾーストパイプ内の反響音(Capristoとの相乗効果):
* シリンダー内で100%燃焼が完了してから排気バルブが開くため、未燃焼ガスがエキゾースト内で燃えるような雑味が消えます。Capristoのバルブが開いた高回転域で、より澄んだ高音(乾いた反響音)が響くようになったのはこのためです。

