MISAWAさんが投稿したカスタム事例

やっと3.11が終わりましたね。
今日は車の記事ではなくてすみません。読まなくていいです😓
会社のとなりが小学生の塾だったので、もしやと入って、知らないこどもでしたが、うずくまってる3人抱っこして建物からでて、駐車場で親が迎えに来てくれるのを待ってました。
地元は震災の最大震度7を記録。津波はありませんでしたが、目の前で建物が潰れたり道路や橋、水道、下水道などライフラインは壊滅。ラジオから流れる津波や大火災のニュースが信じられなかった。地元なのでみんなに食料を避難所に集めるよう提案し、焚き火で鍋でごはんを炊いたり、味噌汁をつくったり、とにかく寒くて、高齢者の皆さんをあたためたりするのが大変だった。
4日後から沿岸にボランティアに出向き、御遺体を見つけては、自衛隊員と協力して瓦礫をどかしたり。親を探すこども、こどもを探す親、運良く助かっても自殺、連鎖、地獄。体育館は半分から右が遺体安置所で百を超えそうな御遺体があり、左が避難者のスペースで、こんなところにいて、避難者の皆さんは精神がおかしくならないのかと、なんで同じ建物に？と自分がおかしくなりそうだった。そのうちパワーショベルで1メートル間隔で御遺体を土葬するのがはじまり、いったん仕事に戻ったものの、沿岸部の悲惨さが激しさが頭から離れず、仕事とボランティアを交互に通って。独身でしたし、バイトみたいな仕事でしたので、自由がききました。

あれから10年ですよ。
震災死者行方不明者2万2千人。
コロナ感染死者8400人。
2020年自殺者2万200人。うちコロナの経済影響によるもの不明。
10年目。
オリンピック。コロナ。
女性蔑視だの時短要請中に深夜キャバだの総理の息子から癒着接待だの。なんだろう自民党。数がいないと与党になれないから糞みたいのもまざるのか。強者の奢りか。
10年。被災者は政府などみていない。
自分や自分の大切なひとのほうを向いているだけ。