BGFKさんが投稿したカスタム事例
2025年12月12日 07時46分
□音楽を語り楽しみ感じるオーディオを □リンクはブログ「生音リファレンス」これまでのコンサート記録とオーディオについての断片的な考え □八王子オフ関連はLINEのオープンチャット「八王子オフ(カーオーディオ)」へどうぞ
昨晩、国立音楽大学(くにたち音大、
私立の音大)に行ってきました
このピアノは??
こういう企画で
無料
フォルテピアノってなに?
でした
モーツァルトからヴェートーヴェンの時代にかけて、
急速に進化していた、現代ピアノの前時代の仕様のピアノで、
自分が理解した最大の特徴は、現代ピアノにある金属フレームがなく、木製であるという点
国立音大では、3台のフォルテピアノを所蔵していて、
1台は1820年製造のオリジナル、もう一台が2000年製造の複製(1839年のモデル)、そして大学100周年記念事業で2025年に完成した複製(1795年のモデル)
この3台の演奏および複製製作者の簡単なレクチャーという企画
フォルテピアノの音って、基本は今のピアノと同じ「ような」音で、
今のピアノならフォルテピアノぽい音は出せると思うけど、
フォルテピアノでは今のピアノのような音は出せない、
という訳が分からない印象笑
分かりやすいところでは、この3台のピアノは年代を追うごとに鍵盤の数が増えていて、それにしたがって音域の幅が違ってくる
分かりやすく音がその点では違う
それでも1839年のモデルのは83鍵で現代ピアノの88鍵には足りてない
そこの部分での違いは分かりやすかったか
プログラム最後のヴェートーヴェンのソナタ31番
この頃はすでにヴェートーヴェンは聴力を失っていたので、そこを念頭に聴いてたが、
一体何を思って作曲していたんだろうということをずっと考えながら聴いていた
絶望のなかに小さい希望の光を見い出す
というふうに思ったが、
そんな浅いものではないんだろうなきっと、、、
それにしてもフォルテピアノのコンサートなんて滅多にないので、
本当に貴重な機会となった
国立音楽大学に感謝
