Vクラスの阿蘇・大観峰・雲海に関するカスタム事例
2025年10月21日 09時17分
title:【 The Mist 】
先週までエアコンを使って真夏日だったのに、昨日(10.20)からでぐんと秋らしさが増してきました。
半袖短パンにタオルケット無しで寝たら、さすがに今朝は寒くて目が覚めました。
短くとも秋らしさがようやく訪れ、空気も心なしか澄んでいるような気がします。
同じ空なのに、秋空はどうして高く感じられるのだろう。
こんな日は、ススキがきれいな阿蘇へ出かけたくなります。
熊本市内から阿蘇の大観峰に向かう途中のミルクロードは霧の名所とも呼ばれ、霧が出るとしばしば走行が困難な状況になります。
am10:00に行きましたが、10m先が見えない濃霧。
大観峰展望所で車を駐車して、360度真っ白な世界。
こんな時は!
「ミスト」と言うとスティーブンキング原作の超バッドエンドの映画をVクラス車内で鑑賞。
スティーヴン・キングの1980年の中編小説『霧』を原作とした、2007年のアメリカ合衆国のSFホラー映画です。
『霧』タイトルにぴったりな阿蘇の景色。
『 ミスト 』のあらすじ
ガラス窓を破るほどの嵐の翌日、スーパーへ買い出しに出掛けたデヴィッド(トーマス・ジェーン)。
軍人やパトカーが慌ただしく街を往来し、あっという間に店の外は濃い霧に覆われた。
設備点検のために外に出た店員のジム(ウィリアム・サドラー)が不気味な物体に襲われると、店内の人々は次第に理性を失いはじめ……。
軍人とあれば、ココ
阿蘇スカイラインとミルクロードでは、
必ず自衛隊の車両が走っています。
人間の怖さの種類ももはや全種類出てくるかの様な、そんな映画。
それは、極限状態になった時の人間の心理状態がどうなるか、
という事が基軸となって人間が様々な“バグ”を起こすというものだったと思う。
そして、そのバグの種類の多い事多い事、、、
絶体絶命の時、
「準拠行動」と「社会関係資本」がものを言う。
まず、この作品の一番の見どころはやっぱり、霧の中に得体のしれない怪物が”いるかもしれない”時の、十人十色の現状認識だと思います。
タイトルの通り、ある日霧(ミスト)が街の外れからやってきて、やがて街全体を覆い尽くし、数メートル先も見えないほどの濃霧に視界を奪われた状態で、スーパーマーケットに閉じ込められる50人くらいの住民が主役です。
霧が危険らしいということは分かり始めるのですが、いかんせん視界が無くて何が起こっているのか分からず、住民のうち何人かは一刻も早く家族の待つ家に帰ろうとスーパーを出て、帰らぬ人になります。
面白いのは、住民それぞれが、これまでどんな人生を送り、どんな人間関係を築いてきたかによって、極限状態における思考・行動が変わることです。
もっというと、自分がどういう人物でありたいか、ということが行動を規定し始めるのです。
こういうの社会学では準拠行動といったりします。
『 ミスト 』はとにかく衝撃的なラストが語り草となっており、原作者のスティーブン・キングが小説から変更したその結末を絶賛したことも話題となっていました。
このラストは、人によっては「最悪だ」「そんな風になるわけがない」などと、激しい拒否反応を覚えるでしょう。
ちょっと息苦しくなりたいなと思ったら見る映画です。
息苦しくなりモヤモヤをはらす為に、
黒川温泉へ。
日曜日なのに、大浴場は一人です。
湯船の中でスヤスヤ寝てしまいました。
1時間30分も
この日も車中泊。
天気が良ければ、目の前に広がるのは、見渡す限りの広大な牧草地。
まるで緑のカーペットが空まで続いているかのような錯覚を覚えるほどです。
整備された道は走りやすく、緩やかなカーブと適度なアップダウンが続き、運転する楽しさを存分に味わえます。
しかし時折、運転するのが危険なくらいの濃霧の時間帯もあります。
阿蘇では濃霧の中では雷が横に走る雲放電が起こりやすく、落雷の危険が高まります。
運転中、濃霧に遭遇すると、速度を落して運転しても、不安や危険を感じます。
濃霧は衝突などの事故に繋がる可能性もありますので、なるべく濃霧時は避けたが良いでしょう。
映画ミストの霧の中の怪物が現れそうな神秘的な気分にもなります。
オススメ映画です。