BGFKさんが投稿した幸せになれない音楽の聴き方に関するカスタム事例
2025年10月23日 07時50分
□音楽を語り楽しみ感じるオーディオを □リンクはブログ「生音リファレンス」これまでのコンサート記録とオーディオについての断片的な考え □八王子オフ関連はLINEのオープンチャット「八王子オフ(カーオーディオ)」へどうぞ
おはようございます
オペラ歌手、車田和寿さんの動画でこの回のはどこかで紹介しようと思ってたので紹介。
直リンク貼れないのでお手数ですが検索もしくは私のブログのリンクから
結構長い話ではあったが、自分が受けとめたことを要約すると(クラシックの生演奏について)
・演奏を評価するな
・他人の評価を気にするな
・音楽を感じながら聴こう
ということだった
演奏を評価するな、というのは、そもそも演奏を評価するためには音楽についての専門的な教育や知識を深く身につけないと不可能、という大前提がある
この点は、少し前の投稿でフルート奏者の佐藤直紀さんの「音楽評論家を評論する」で音楽評論家を酷評していた点と共通すると思う
私はある音楽評論家がナビゲーターとなったワークショップ的なものに参加して驚いたことがあって、
その評論家は、演奏中にその演奏について思ったことをメモする、というのだ
そしてそれをもとに演奏後に文章を書くという
また一般参加者にもそのようなメモと、SNS発信を勧めていた
自分は唖然とした
「この人は音楽を聴いてない。評論するために音楽を聴いている」
この体験の直後に、車田さんがこの動画を上げていてびっくりした
まるでその音楽評論家に「そんな聴き方をしても幸せになれませんよ」と
もう一つ思ったのは、オーディオマニアにありがちなことだが、
そもそもオーディオマニアは生の演奏を聴こうとしない傾向が強いのだが、
さらには録音された音楽を聴く際にも、
音楽を聴いているのではなく、再生音の「音」を聴いているだけ、なことが多い
両方に共通しているのは、「音楽を感じる」聴き方をしていないということだ
どう音楽を聴いて幸せになれるかは個人の主観的価値観によるところが大きいけれども
車田さんのこの回は、一般聴衆にアドバイスをする形をとりながら、
音楽評論家を酷評してるんだなと思っている