クラウンアスリートの愛車とのストーリー・GRS200・クラウンアスリートに関するカスタム事例

81のストーリーが結構書いてて楽しかったので、今度はクラウンの話をしましょう。

時は2023年の秋、それまで乗っていたアルテッツァジータは、走行距離が14万kmを超えてきて、満足しているんだけど次の車検は通さないかな〜といったマインドになってきていました。

雪山ツアラーとして買ったものの、意外と荷物を積めないことからキャリアを導入したことで、別にワゴンじゃなくてもいいのでは？という気持ちと、その前に乗っていたGX110に対して、重量差なのか意外と燃費が伸びないというネガも見えてきていたところでした。

そこで乗り換え先として考えたのが
・VMGレヴォーグ 2.0GT-S サンルーフ付きの赤
・GRS200後期クラウンアスリート アニバーサリーエディション ムーンルーフとMOPクリアランスソナー付
の2台。レヴォーグはエアコンパネルの意匠変更後の非STIスポーツという超限られた条件だったのと、四駆であるが故に小回りが利かず、我が家の周囲の狭い道で乗るには不便では？ということで断念。クラウンに狙いを絞って探し始めることにしました。

まず手始めに、11月の頭に見に行ったのがこの個体。素のアスリートムーンルーフにTRDリップのみ装着というシンプルな仕様ながら、距離薄車庫保管で程度の良い1台でした。結構安かったんですが、当時まだジータの身請け先がなかったので見送り。

次に11月末に見に行ったのがコーナーポールとサイドプロテクションモールがついたこの個体。距離は6万km台で、極力距離薄が良かったので好条件。元々ディーラー下取の都内個体というのもポイント◎でしたが、運転席シートの擦れが目立ったのと、この時もまだジータの身請け先が本決まりではなかったので見送り。

そんな中、業オクにこんな極上個体が。
ちょっと仕様はヤンチャですが、距離薄で欲しい装備が揃っているナイスな個体。落札しようと動きましたが、入札期限に間に合わず泣く泣く見送りました。

その直後に、スキーに行った帰りに長野まで現車確認しに行ったのがこの個体。走行5万km台、埼玉出身で、オプションも程々に付いている個体でした。右前フェンダー交換歴ありでしたが、ゲタで乗るなら程度はそこそこでも！と割り切れました。

この頃にはジータの身請け先も概ね決まっていたので、割とこの子に決めるくらいの勢いでした。これが12/25のこと。年明け早々に次期オーナー候補の方がジータの現車確認予定だったので、そこまで残っていたら購入しようと考えていました。
(結局年明け早々にこの子は売れてしまっていました)

そして12/30のこと。業オクで逃したあの個体が中古車市場に現れてしまったのです、、、

予算はちょっとオーバー気味でしたが、運命的なものを感じ即問い合わせ！

出てきた場所が小田原だったので、年明けのジータ現車確認(次オーナー候補は神奈川の人でした)のタイミングでついでに行くのもあり？と思いながら年を越したのでした。

そして迎えた1/2、ちょうどスキー旅行に来ていてランチ休憩をしていたところに、車屋さんからお電話が。
どうやら一番乗りで問い合わせしたのが私だったようで、その後も続々と問い合わせが来ているとのこと。

1/4にジータの現車確認がてら見に行くことに決め、迎えた当日。これまで見てきた4台の中で最も程度が良く、モデエアロ、ボーンチャイナマット、ノースモーカーズボックスとDOPも山盛り、必須条件のムーンルーフとクリソナも装着されていて文句なしの個体でした。そのため、同行してくれたジータの次オーナー候補が、身請けを決めてくれればこのクラウンを購入しようと決意。
無事その日のうちにジータを引き受けてくれることも決まり、妻の説得も出来たので、このクラウンを購入することに決まりました。
ゲタで使うには脚周りはノーマルが良かったので、ノーマル戻しも提案したところ快諾いただけて助かりました。

約2ヶ月半と、これまでこんなに悩んで何台も現車確認をしてクルマを選んだことがなかったので、とても新鮮な経験でした。おかげで納得できる個体に出会えたので大満足です。
運命的な巡り合わせで出会えた子なので、長く乗り続けたいですね。