かずさんが投稿したカスタム事例
2025年10月02日 13時00分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
JF1型のNボックスに乗っている知り合いから電話があり警告灯が点いたり消えたりし調子が悪いので診て欲しいとのこと。実際確認すると始動直後は普通でアイドリング、走行時にミスしたり戻ったりししゃくる感じ。しかし3000回転より上だと調子よく回る感じ。
概算で多分プラグかコイル不良な症状に近いので取り敢えずプラグを注文。
このまま乗っているとO2センサー等に影響が出たり最悪デトネーションがおきピストンに穴が空いたりする可能性があり取り敢えず1号機を代車にし預かりました。
プラグが届いたので作業します。
まずエアクリーナー類を外します。
外すとコイルが見えるのでコイルを外します。
コイルを外してプラグホールを覗くとオイル漏れは無いです。
コイルもリーク跡も無く問題なさそうです。
使うプラグは信頼のNGKで最強プラグといわれてるRXプラグをチョイス。
型番はLKAR7BRX11PSです。
プラグを外すとDENSOのイリジウムプラグXE22HCR11Sがついていました。
プラグを確認すると1番、2番はこんな感じ。
3番を見てみると電極が減ってます😓
1本だけ電極が減ってるので失火症状が出てほぼこれが原因みたいです。
サクサクっと交換しコイルを取り付けます。
序でにスロットルボディを外してバルブを見てみるとカーボンで汚れてます。
序でに綺麗に清掃します。
本体を外して作業する前に光に透かしてみるとバルブ付近はカーボンで塞がれたり狭くなったりしていませんでした。
使う薬剤はいつものエンジンチューンナップ。
お手軽にカーボンが落ちてきます。
吹き付けると泡状になり垂れずに留まります。
泡が無くなってくるとカーボンが溶けてきて茶色くなります。
ウエス等でバルブを曲がらないように気をつけて拭くと綺麗になりました。
スロットルボディを取り付けてエアクリーナー類を取り付けます。
カプラー類など取り付け不備が無いか確認したらエンジンを始動します。
エンジンをかけてみると調子よく回り試運転してもミスしたりしゃくりも無く調子よく加速します。
ただ作業した時間が時間なのでダイアグテスターも無くトラブルコードの読み取り、クリアが出来なかったのでバッテリーを外して暫く放置しターミナルを付けて強制的にクリアしました。強制クリアは車種、メーカーによってはヒューズを抜いたりダイアグテスターでしか出来ない車もあります。
クリア後警告灯の点灯しないことを確認し試運転で20km程走りましたが警告灯が点灯しないので作業終了です。
12万キロ走行していて車検等は車屋に出していたみたいですが今まで交換していなかったみたいですね。まあ自分も昔はメカしていたので分かりますが見積もりだしても問題なければ換えないのが今は一般的で換えると工賃を含めて値段が高くなるので車屋が悪いわけではないです。
普段のメンテは大事ですね。