おじさんなパンダさんが投稿したジャパンモビリティショー2025・JMS2025・ジャパンモビリティショー・センチュリー・ダイハツに関するカスタム事例
2025年11月04日 16時30分
車好きの大学生です。 A33セフィーロとアウディQ5に乗ってます🎶
続いてはJMSの主と言っても過言では無い、トヨタシリーズに参ります。
まずは新ブランド「センチュリー」から、レクサス、トヨタ、ダイハツを見ていきましょう。
【センチュリー】
1枚目の写真が今回の目玉となるクーペモデル。一見するとコンセプトカーの域を出ないように思えますが、案外と近い形状で世に出てくるかもしれません。
2枚目の写真にあるような初代センチュリーに対するリスペクトとブランドとして立ち上げる以上は次の100年を生きるという気概も感じられる厳かな展示でした。
しかしながら、古臭さは一切感じないのもポイントです。
伝統や歴史は旧態依然としたものを感じさせる側面もありますが、センチュリーブランドの展示はあえてGRMNモデルや大径ホイールのセダンを全面に押し出し、伝統に縋るのではなく、その心を軸に新しいものを作るのだというセンチュリーブランドの方向性を感じました。
ロールスロイスやキャデラックですら、近代化と伝統の狭間で苦しむ中、センチュリーを新ブランドとして日本から発信するには、並大抵の覚悟では足りないということが示唆されます。
ひとつ注文があるとすれば、センチュリー車のネーミングは引き締まるものにして欲しいです。センチュリー・クーペとかセンチュリーCとか、そういうダサいのは勘弁です。
【レクサス】
写真はLSクーペコンセプト。LSコンセプトは6輪ミニバンも提示されていましたが、いずれにしても新たなセダン像の定義をユーザーに今一度問おうとしているのだと思います。
レクサスLSは初代こそオーナーズカーとしてアメリカで名を馳せたものの、現行は旧態依然としたショーファードリブンになりつつあります。
センチュリーがその席を担う以上、LSには現代に見合うドライバーズカーの立ち位置をあくまでも「セダン」として振る舞うことが求められるわけです。
現代人がセダンに求める価値観とは何か、形に囚われずに考えてみよう。そんなコンセプトに感じました。
【トヨタ】
こちらはカローラコンセプト。トヨタ系列の展示で1番気になっていたモデルです。
カローラは販売されて久しく、トヨタのエントリーモデルとしての役割を安定的に担ってきました。
このコンセプトカーは一見すると、コンセプトカーの域を出ない空想の産物に思えますが、実際は次世代カローラコンセプトとして機能しています。(決して次期型では無いと思うが)
いずれ、世の中の車の大半が電動化(HV含む)され、必需品装備が多くなり、それほど大きな差異が車になくなってきた時に、堂々と国産エントリークラスを名乗れそうな乗り物がこのカローラコンセプトではないでしょうか?
カローラは客に寄り添う心は捨てず、時代の流れに乗ることを選ぶという道筋を示しているモデルかと思います。
【ダイハツ】
最も市販に近いのかと思いきや、スタッフさんの話ではコンセプトの域に留まるというFRコペン。
新型はFRなんて聞くと、現実味こそないものの喜びたくなる気持ちは分かりますが、軽自動車の枠組みで実現するのはなかなかハードルが高いと言えるでしょう。
いずれにしても、親会社のブランドであるトヨタ、レクサス、センチュリーに比べて、ひとつの企業としての体裁を残すダイハツは上位3つとは異なり、市販されないとしても現実目線でのコンセプトカーや展示が多かったように思います。
そのまま街を走ってそうな展示が多いダイハツと、未来の大衆車を提案するトヨタ、車の概念や定義を見直そうとするレクサス、伝統と歴史を背景に世界のショーファーカーに挑むセンチュリー、そんな感じでしょうかね。
