コペンの再生屋のお仕事。・熱中症に注意・リプロ品は基本信用するな。・オッサンの独り言・暑い沖縄に関するカスタム事例
2025年07月22日 21時26分
クルマ関連の仕事をして、いつしか好きでやってた板金塗装の仕事により、お客さんのクルマばかりやってたせいで、自身のクルマはそっちのけ。職種変えてから出会ったコペンが数十年ぶりの楽しみになりました。沢山のいいね!フォローありがとうございます。
お疲れ様です。本当暑いですね。💧意識飛びそうな暑さです。本日も腰痛おじさん。。夏バテおじさん。。長文おじさんの旧車の再生レポートになります。
どうぞめんどくさい方はスルーして下さいませ。過去レポート閲覧して貰えたらわかりますが、現在TE27トレノのボディー再生してます。皆さん「リプロ品」ってパーツはご存知でしょうか?
ドア左右終わりました。今回はフロントフェンダー着手しますが、まず写真で◯の部分、フロントピラーの下部側です。旧車であるTE27レビン、トレノはこの◯の部分は100%やられてます。オーナー様はわかってたらしく「程度良い」と判断してましたが、既にリプロ品での再生が施されてて、見てくれ錆びの無い状態。
自身バラシかけた段階で把握してます。
「リプロ品の使い方間違ってる」あるあるなのです。TE27はこの部分の錆びがとにかく半端ないです。リプロ品でこの部分だけ販売されてるくらいです。写真から何かしら無理クリ収めた感。判断出来ますかね?
着いてた通りに組んで見ます。アンダーにゲージ当ててますが。。前のめり!ココはスクエア。真っ直ぐフラット。
膨らむアンダー押し込む為に外側に穴あけされてます。正式には外側の穴になるのですが。。まず、リプロ品を信用し過ぎて接合した結果、「合わねー!」って事で穴開け直して収めた感じ。こんな案件多いです。
リプロ品は、メーカーが部品として生産打ち切りから、保々海外の業者さんが作り売り出した製品、部品です。
保々メーカーさんが出したモノでは無いです。
サンディングした方がわかりやすいですね。ドアとのチリ、角度が違う事。パネル同士の隙間が無く当たってる部分。
「しっかりツラ決めで溶接接合したのに合わね。塗装しちまってるからとにかく合わせて取り付けろ!アンダー側だから目立たねーだろ!!」って組み付け段階て焦る前ボディーショップの顔が浮かびます。
錆びの無いツラ決めの溶接接合は良いですけど、リプロ品を信用し過ぎです。。
リプロ品はアメリカ、ヨーロッパ辺りの旧車は結構ありますが、ドンピシャで行くリプロ品は数少なく、
リプロ品は保々「コレをどうにか加工して取り付けて下さい」ってのが普通です。
ニッサンの30〜31Zの部分的なリプロ品ありますが、保々合いませんから。リプロ品を加工してって程です。
とりあえずカットしましたが、角度合わせると10ミリ弱の誤差。それをカット補正しますが。。
サクッと行かず。取り付け位置スカスカでさらにカットです。
結局トータル20ミリカットで。
リプロ品は大きめに造られた部分と言う事です。
良い感じです。。
苦肉の策で穴開けした部分も埋め。
接合です。
フル溶接からのサンディングドアとの隙間、チリに関しては調整可能範囲です。ヒット箇所無くです。
下地処理から。正して見ましたが、朽ち果てた部分を見て、リプロ品を信用してそのまま使用すると痛いですよ。。
リプロ品は造り込み無く楽なパーツですが、決して信用する事なく「要加工」として考えて下さい。
コレを
継ぎ直しました!こう正したと言うレポートでした。。
左側フェンダーも同じです。焦りのドリルホール有りの。。リプロ品は要加工が必要と言う事で本日は終了です。ここまで閲覧感謝します。
良いね👍あまり返せませんがコメントもしっかり閲覧してます感謝。
皆様、熱中症注意してお互い過ごしましょう。
ありがとうございました。
また次回。