BGFKさんが投稿したカスタム事例
2025年09月17日 19時20分
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午後、町田の鶴川のホールのコンサート行ってきた
ここのホールでは、隔月で若手演奏家のコンサートをやっているが
今日の奏者はその中でも若手だった
弦楽四重奏なのだが
4人とも大学1年生
桐朋学園の音高2年のときにカルテットを結成して桐朋学園の音大に共に進んで、
そして今日が外部での初リサイタルなんだとか
自分がチケット買った時そこまで知らずにというか、あまりどうでもよかったのだが、
パンフ読んで驚いた笑
みなさんとても緊張していたと思う
でも、会場の聴衆もみな緊張感というか集中して演奏に聴き入っていたと思う
すごく締りのある、いいコンサートだったと思う
高二でカルテット結成って、よく分からないけどそれぞれの親や、学校側も色んな意味で思い切ったのでは、というのがある
若いだけに、今後のさらなる活躍を楽しみにしている
(と、素人外野の上目線インプレだが笑)
演奏聴きながら思ったこと
・弦楽器、とくにヴァイオリンの音は作品や演奏者によって表情が違ってくる
必ずしも、耳触りの良い、気持ちよく、滑らかな音だけとは限らない
ザラッと耳と心を引っ掻いてくるような音もしばしばある
そういう音を聴いてないとオーディオ再生では沼る可能性が高い
滑らかな音が正解、という固定観念は間違いだ
・アンサンブル(=合奏)って、こういうことだよな〰️と、百聞は一見にしかず的な
4つの弦楽器によって、脳神経と骨への刺激が波状攻撃してくる感覚は他ではなかなかない
単に音圧だけでない
・これまでも何回か言ってることの繰り返しだけれども、今日は特に、
クラシックほど、録音された音源を再生した音と、生で聴く音との、「世界の違い」を感じるジャンルはないのではないか
空気が違う
スピーカーでは出ない空間と空気感
オーディオの音質のみを、最上と言わんばかりに持ち上げる言説に触れるたびに白ける感覚
生音の世界を知らずに音質を語る虚しさ
言葉だけの「臨場感」
自分が、オーディオが馬鹿馬鹿しいと思うのはここだ
・そして最も大事なのが、
目の前の演奏と音が、リアルであるということ
世の中AIによって作られた映像と音響で支配されていると言っても過言ではない
人が歌ってる曲だって人が歌ってるのか分からなくなっている
そういう状況下で、自分が聴く音楽がそういうAI生成物のみで占められてしまったら
それは人間としての退化の始まりだろうとさえ思う
オーディオマニアほど生音を聴かない
聴こうとしない
音質にはこだわるのに、こだわるのは音源を再生した音だけである
世界が狭すぎる