X6 Mの純正オイル・Shell HELIX ULTRA・GTL・天然ガス由来に関するカスタム事例
2026年09月15日 13時00分
燃料はもとよりオイルも食うS63エンジン。
昨今の世界情勢で原油の供給が滞り、オイルの小売も品薄気味。
S63の場合は、個体差はあるもののおよそ3,000㌔弱の走行で1㍑は燃焼する。
道中で警告のメッセージがついてからリザーブがないなんてことはないように購入。
補充用のオイルはエンジンに充填しているものと同じものを入れるのがベスト。
原産国はPRC hongkong
マニュファクチャーはシェル香港
国内正規品。
‘純Mエンジン’での純正オイル(現行オイル)の指定粘度は0W-30。
以前の純正指定粘度は5W-40。
現在は燃費を意識した低粘度に振った仕様だが、気になるのが耐熱性と耐久性。
このオイルは天然ガス精製オイル(GTL基油)。
天然ガスから化学合成技術を用いて作られる潤滑油(GTL:Gas-to-Liquids)は、鉱物油に比べて純度が非常に高い「グループIII」以上の高性能なベースオイル(基油)に分類される。
不純物(硫黄や芳香族化合物など)をほとんど含まないため、優れた熱・酸化安定性を持っており、一般的な鉱物油よりも、蒸発性が低く抑えられるというメリットがある。
蒸発性が高いオイルの場合: 軽質成分が気化して失われやすく、オイル自体の粘度が上昇したり、蒸発によってオイル経路内にオイルの残留成分(重質成分や添加剤の濃縮物)が残りやすくなる。
GTLなどの低蒸発性オイルの場合: 蒸発によるオイル損失や成分変化を最小限に抑えられる。しかし、過酷な長期間の運転(熱と空気との接触)により、オイル自体の熱分解や酸化自体をゼロにすることはできない。
スラッジ(油泥)はタービン内に残った「残留オイル(劣化油)」が、さらに熱や空気にさらされ続けることで発生する。
スラッジ発生の影響: 発生した不溶性のスラッジは、タービンシステム内の配管、軸受(ベアリング)、サーボバルブ、フィルターなどに堆積し、油路の閉塞や制御不良(バルブの固着など)を引き起こす重大なトラブル原因となる。
エンジンオイルも拘り出すとキリがない。
ただ結局、最後はなんだかんだで純正が最適なはず。
純正指定とするために、メーカーとも過酷なテストを行なっているため間違いはないとは思う。

