インプレッサのDIY・流用パーツ・魔改造・インプレッサWRX・GC8に関するカスタム事例
2025年09月06日 03時18分
私が所有しているFR改号ですが、乗る人全てに
「パワステほしいな」
「パワステあった方がもっと面白い」
「パワステあれば勝負できる」
「AE86の重ステより重い」
などと助言を頂いたのでパワステをつけます
なぜ今までパワステをつけなかったのかですが、
「GDBのラジエーターと電動ファンをGC8に流用しており、パワステプーリーと干渉するためつけられなかった」ためです。
そのため今回はMR-Sのパワステポンプを流用して電動化します
MR-Sのポンプです
配線はバッ直+、アース、IG電源の3本だけを接続しました
※バッ直とアースは二極のカプラー、IG電源は四極のカプラーにあります
真ん中の八極のカプラーは使用してません
車速センサーパルスを入力していないので常に最大のアシストが入ります
高圧配管は3/8インチ(外径9.52mm)銅管を使用
3.5MPaまで耐えられ、手で簡単に曲げることができます
低圧側はホームセンターの耐油ホースが1.9MPaまで耐えられるのでそれを使いました
純正のパワステホースから新規の配管に無理矢理繋ぎ変えます
変換パーツを駆使して
純正のパワステバンジョーボルト(M14 P1.5)
↓
M14メス~1/4オス変換
↓
1/4メス~3/8オス変換
↓
3/8フレアナット
の順番に繋げてます
バンジョーボルトのワッシャーは、RX-7のエンジンオイルのドレンガスケットを流用しました
変換パーツたち
ステアリングラックからの配管は純正を使用
スペースがないので、シルビアみたいにキノクニさんなどのホースでワンオフするのは難しいと思います。
配管はフロア下、メインフレームの横に這わせています
配管写真②
ポンプ本体は運転席後ろで固定
クラッシュ時にダメージが少なそうな所で、荷物の積載に影響しないのがここでした
ステアリングラックをGDBからGG2(NAワゴン)に変更しました
NAの方が切れ角があがるらしいのですが、データが少ないのでよくわかりません
「若干クイックなのか?」という感じです
※通常GC8にGD、GG系インプレッサのステアリングラックは流用できません
ステアリングシャフト、ユニバーサルジョイントごと交換すれば流用できます
あとはホームセンターオリジナル超高級SST(ただの棒)を用いてトー調整して終わりです
シェイクダウンに近所の山道を走った感想ですが、
前輪の接地感が消えました。
慣れるまでは怖かったぐらいです
3時間ぐらい転がして、慣れてきたら本当に運転が楽になりましたね
特に低速コーナーと駐車切り返しの苦痛から解放されたので流用して本当によかったです
余談ですがスバル・日産・トヨタ・マツダのパーツを流用しまくったキメラ車両化が加速しました