BGFKさんが投稿したカスタム事例
2025年10月11日 19時49分
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今日のコンテナからの引き上げブツ
なんでか分からないけどホンダの純正SP
あと2個ある
用があるとすればコーン紙の部分
分解ではなく破壊的分解
いや、でもこれは非常にためになる
(なった)
ぜひ一度は経験した方がためになると断言笑
スピーカーが壊れるというのは誰も経験するけど、触診での症状が、一体どうなったらそうなるかはけっこう想像がつくようになると思う
スピーカーの構造は、ググればいろいろ図解が出ると思う
基本構造は、純正も数十万とかのハイエンドも、
「変わりはない」
値段が違うのは、ブランド料と、音質とコストが必ずしも直線的な比例関係にはならない、素材・材質・製法等々での付加価値部分によると思う
この純正だって、プラのフレームをアルミダイキャストにすればそれだけで単体10マン超えだって不思議ではなくなる
構造は、信号となる交流の電流がボイスコイルに流れる
ボイスコイルの中には接触しないようにコアの鉄芯がある
磁界が発生するが、交流なので向きが細かく入れ替わる
ボイスコイルの周りには磁石がある
それに引き合い反発してボイスコイル自体が細かくピストン運動をする
ボイスコイルは振動板(コーン)と一体になっていて、振動板が空気を振動させて「音」となる
エネルギー変換が何段階も同時に行われている
ここの部分は、オーディオ製品で唯一
、イノベーションらしきものがこれまで全くないのではと自分は思っている
ボイスコイルはとても細い
たぶんサブウーハーはもう少し太いはず
スピーカーの壊れ方って体系化できるほど経験がないけど笑
コーンが固まって動かなくなるのは、多分ボイスコイルのエナメル皮膜が溶けてそれがコア部分に癒着、固着したと考えられる
それ以外に、カチカチになる原因要素は見えない
また、コーンを押すとガサガサいうのも、熱でボイスコイルの接着面がズレてコアと接触するようになったというのが考えられる
また過大入力でボイスコイルが断線も当然ありうる
わずかな抵抗でも大電流が流れれば発熱する
スピーカーが壊れる場合は不可逆的な壊れ方をする
それと、能率と耐入力の関係でも見えたものがある
能率を高くするには、たぶん振動板を軽く、ボイスコイルも軽く、が基本だ
磁力を効率よく振動板の振動に変換させるには軽量が命となる
画像ではボイスコイルがコアから分離している状態だが、この状態ではものすごく軽い
スピーカーとして機能している状態で触る感覚とは全く違うくらい軽い
そしてコーンはペーパーコーンだが、紙コップみたいな音がする
これもスピーカー状態のとは様子がかなり変化しているといえる
ちなみに考えたのは、耐入力を大きくするにはボイスコイルの線径を太くするのが手っ取り早いだろう
しかしこれはボイスコイル重量が増し、同じ音圧を得るにはより多くの電流を流して(=低能率化)磁力を大きくする必要がある
そして磁石の側もより巨大な磁石が必要となる
ズンドコ系ウーハーがなぜあのような形状にならざるを得ないかは必然的である
外向きSPLではない、車内でせいぜい100デシくらいをターゲットにしたウーハーはどういうのがいいかは新たな視点で見えてくるのではないかと思う
逆に、フロント用スピーカーで耐入力の大きさを売りにしているのは二重に自分は信用しない
音質的にも
ほんとに耐入力あるのかという点でも
だいたい、まともなスピーカーはスペックで能率表示がされるが、それは1Wの入力で、距離1Mのところでの測定値を表示している
車内と同じだ
1Wで十分なのだ🤪🤪🤪