スカイラインクーペの溶接・マフラー・マフラー加工・パワクラ・ワンオフに関するカスタム事例

写真はフォロワーさんの

フォロワーが困ってたので申し出て手を貸しました。

パワークラフトの中古フロントパイプ〜リヤマフラーの1式買ったらしいが色々不具合があって取付け不可能とのこと

とりあえずフロントパイプとメインマフラーハンガーを僕んちに送ってもらってから観察

問題としては
・フロントパイプが事故か乗り上げたかで内側に歪み過ぎてて蛇腹の有効範囲では付かない、バイパスパイプにかなりの歪みで凹凸があり、更に打痕あり。

・運転席側のメインマフラーハンガーが無い。

フランジ外〜外寸法は修正前702mm
蛇腹下の内寸は512mm

これもフォロワーさんの写真
センター合わせで左右にズレ

ここから当方の写真
見にくいが膨らみもあって凸凹に歪み、裏表ある。

当然、僕は普通の会社員なので仕事帰ってきてから家でやれる範囲を考えた結果ではこれしかないので60.5のステンパイプを400mmでカットしてパワクラ側パイプを潰さない様にステンのカラー当ててパンタジャッキでバイパスパイプ回りをガスバーナーで炙りながら広げての繰り返し。
バイパスパイプ以外は半自動で溶接されてるね。

凹みは部分的に熱掛けて熱膨張させて引張りだせれる範囲で出して、凸はハンマリングでなるべくフラットに板金修正。

702mm→740mmまで広がったので多分付くと思う、てか付いて欲しい。

で、次は無い右側のマフラーハンガーを新規で作るので、一緒に送ってもらった左側のハンガーをモデルに長さや角度測定と作り方をメモる。

、、、。
まぁ、そうだよね、連続溶接してない点付けの繰り返しクレータービード。

抜け留め単品で旋盤で作ってあり、12パイのハンガーを差し込み式にして4点溶接付けで完成になってると思う。

家にはボール盤はあるが旋盤は無いので同じ抜け留めを同じ工法で作るのは無理。

で、無かった右側ハンガーをサクッと製作

サンダーで削って仕上げて作りを再現
旋盤は無いので、、、適当にあった外径15パイ位の1mm厚のパイプを幅6mmでカットして切れ目入れて内径12まで縮めてから溶接して繋いで、鋭角テーパー側を溶接してサンダーで削って見た目はほぼ同じに仕上げた。
テーパー部はハンガーの12パイ本体。

完成

昨日フォロワーからヤマト便で届いて、今日18時にヤマトが収荷に引取にくる。
届いてから翌日発送、25日に着
ようやったと思う